ネタバレ防止!で過大評価されてる感~『プロジェクト・ヘイル・メアリー』

「映画の予告編でネタバレされる前に読んだ方がいい」的なお勧めに乗っかって読んだ。


表紙や冒頭の図である程度どういう作品かは分かってしまうので、「なんの予備知識や予断もなく読み始める」というのは無理。

という点では、なかなかのネタバレはあるのだが、まあアレが出てくる映画予告編ほど決定的ではないとは思う。

それにしても、アイデア的にはまあ中編くらいの内容かなと。

ネタバレ防止云々で過大評価されているんじゃないかな。

フラッシュバック的に過去エピソードを挿入して膨らませてはいるが、ちょっと物語の全体の流れをぶった切ってるように感じた。

映画はライアン・ゴズリング主演ということで、もう大体どんな雰囲気になるか想像できてしまうな…