ミュージックパーク Acoustic Theater vol.1、2

さて始まった3連休。

ミュージックパーク初のアコースティックのライブ「Acoustic Theater」が高円寺のホール「座・高円寺2」で開かれた。

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今日の出演者は、パンダみっく、ハコイリ♡ムスメ、WHY@DOLL、さんみゅ〜の4組。

Vol.1とVol.2の二回に足を運んで来た。

Vol.1

入場すると、300人規模のホール。

ステージには、ドラムス・ギター・エレピが置かれている。

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冒頭、4グループの代表1名ずつがステージに登場し、意気込みを語る。

そして、まずはオケでの通常のライブを一曲ずつ。

パンダみっく「今夜がおわらない」、ハコムス「少女時代」(斉藤由貴)、WHY@DOL「マホウノカガミ」、さんみゅ〜「そっと、ぎゅっと、もっと、ずっと」。

いつものパフォーマンスでも、観客席が着席なので、ライブハウスとはだいぶ違ってぐっと落ち着いた雰囲気。

アコースティックの演者の方々が入場。ギター関口さん、ドラムス白川さん、キーボード杉浦さん。

パンダみっくは、オリジナル曲の「白黒イエスノー」、そして「パラレルワ」。

どっちもアレンジがアコースティック寄りに変わっていて、曲の新しい魅力を発見した気がする。

そして、パンダみっくのみんな歌が上手くなったなと。

続くハコムス。

しっとりとした「真夏の恋のファンファーレ」は16ビートを意識したグルーヴでじわじわ盛り上がり、続く「旅をつなげて」は、シンプルな編成をバックに、情緒を感じさせるパフォーマンス。

今のハコムスメンバーになって初めてのアコースティックだったけれども、我妻桃実ちゃんが要所要所をしっかりと締め、3期生がのびのびとパフォーマンスし、4期生も臆することなく持ち味を発揮、という感じ。期待以上に良くて感動した。

じっくり聴くスタイルはハコムスの雰囲気に合ってるから、また機会を捉えてやって欲しいな。アコースティックで聴きたい曲まだあるし。

3番目は、WHY@DOLL

最新アルバムから名曲「恋なのかな?」と「夜を泳いで」を。

「夜を泳いで」は、今日のアコースティックで聴きたいと願っていたのでうれしかった。

アレンジも、音の数を少なめにしてボーカルや余韻を引き立たせる演奏。

ちょっとアダルトな雰囲気の演出は、今のほわどるに合っていた。

トリは、さんみゅ〜。

オリジナルの「風のミラージュ」と、松田聖子カバーの「旅立ちはフリージア」。

この手のアコースティックの経験も今日の中では一番多く、ボーカルの表現力や、ハモリの美しさに圧倒された。

演奏との息もぴったり合っていたし、照明の演出も絶妙。

凄いものが見られた。

最後に演者を紹介して送り出した後、ステージには出演者全員が集合。

各グループ一言ずつ今日の感想を述べていく。

合計90分。前売り2500円。ドリンク代不要。オール着席(しかもふかふかのシート)。

ホールでのコンサートでこれは破格じゃないかってくらいのコスパだった。

(セットリスト)

(オケ)
1 今夜がおわらない/パンダみっく
2 少女時代/ハコムス
3 マホウノカガミ/ほわどる
4 そっと、ぎゅっと、もっと、ずっと/さんみゅ〜

(アコースティック)
パンダみっく
5 白黒イエスノー
6 パラレルワ

ハコムス
7 真夏の恋のファンファーレ
8 旅をつなげて

ほわどる
9 恋なのかな?
10 夜を泳いで

さんみゅ〜
11 風のミラージュ
12 旅立ちはフリージア

Vol.2

夕方の部は開演17時。

Vol.1とは入れ替わったグループ代表が登場。

ハコムスとほわどるは衣装もチェンジ。

オケパートは、パンダミックが、「シーラカンスダンス」、ハコムスが「ハコいっぱいのプレゼント」、ほわどるが「恋はシュビドゥビドゥバ!」、さんみゅ〜が「大好きだ 何度でも~夢のしっぽ~」を。

それぞれのグループのハイライトを選んだようなセトリ。

そして、いよいよアコースティックパート。

パンダみっくは、さっきと比べるとだいぶ緊張がほぐれた様子。

「あれからの話だけど」と「ネズミーランド」を。

ガラッとセトリを変えて来た。

2番手のハコムスは、秋冬のオリジナル曲「さよならのプリエール」、そして「真夏の恋のファンファーレ」。

個人的ハイライトは「さよならのプリエール」。

初代・失恋の女王(鉄戸美桜)も新・失恋の女王(星里奈)も不在だったが、センチメンタルな世界を聴かせた。

我妻桃実・吉田万葉のボーカル2トップ体制に、スパイス的に切なさを滲ませる戸羽望実がいい味を出していた。

続くほわどるは、しっとりとした「Dreamin' Night」、そして「恋なのかな?」。

「恋なのかな?」は一部とは違って、終盤に客席とのコールアンドレスポンスを入れるいつもの演出が加わった。

チェックのワンピースが清楚感を増していたので、同じくチェックの衣装の多いハコムスといつかチェックワンピ同士で共演してほしい。

そしてトリはまたしてもさんみゅ〜。

「風のミラージュ」の後に、「はじまりのメロディ」。

どっちの曲もアコースティックの伴奏の方が原曲なのかなと錯覚するくらいに堂に入ったパフォーマンス。

ここがさんみゅ〜のホームグラウンドだと思わせるくらいの素晴らしさだった。

ということで、ミュージックパーク Acoustic Theater。

完全着席のホールで、アコースティック(D、G、K)で味わうライブは独特の味わい。

ボーカルのニュアンス、ハモりの美しさ、生演奏の生み出す独特のうねり…いわゆるアイドルフェスに食傷気味のリスナーにこそ刺さるんじゃないかと思った。

これは今後も定期的に開催してほしいやつ。

明日、明後日もチケットを購入済みなので行こうと思う。

(セットリスト)

(オケ)
1 シーラカンスダンス/パンダみっく
2 ハコいっぱいのプレゼント/ハコムス
3 恋はシュビドゥビドゥバ!/ほわどる
4 大好きだ 何度でも~夢のしっぽ~/さんみゅ〜

(アコースティック)
パンダみっく
5 あれからの話だけど
6 ネズミーランド

ハコムス
7 さよならのプリエール
8 真夏の恋のファンファーレ

ほわどる
9 Dreamin' Night
10 恋なのかな?

さんみゅ〜
11 風のミラージュ
12 はじまりのメロディ

特典会

Vol.1とVol.2では、ハコムスの握手会へ。

全員へ感想を伝えたけど、特に我妻桃実ちゃんと吉田万葉ちゃんが、アコースティックのライブに手応えを感じていた印象。

そして、パンダみっくのこなちゃんとチェキ撮影。

そろそろ前髪伸びたかなーって思ったら、また短くなってる件。

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MCのときにも思ったけど、こなちゃんの個性的な存在感は、確実にパンダみっくの魅力の一つになっているよな。