東京女子流「TGS Acoustic vol.5」@AKIBAカルチャーズ劇場

東京女子流のアコースティックライブもいよいよ第5回。

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前回までは、アコースティックギターの伴奏のみかアカペラだったが、今日はステージ上手にピアノが置かれている。

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メンバーは純白の衣装で登場。

斉藤和義の「歩いて帰ろう」から、初披露となるI WiSHの「明日への扉」へ。

3曲目にして早くもギターなしのアカペラへ。

最初の音合わせではピアノの鍵盤を叩いたりとだいぶ慎重にしていたが、「追憶」と「Say long goodbye」を二曲続けて。

ハーモニーの美しさと、クレッシェンドの迫力に、鳥肌が立った。この「TGS Acoustic」の経験を重ねて、ぐっと上達してきたと思う。音程が怪しくなる箇所もあったが、新井ひとみ絶対音感で、要所要所を修正しながら歌い切った。まだ伸びしろがあると思うので、観客を感動させるレベルを目指してさらに磨きをかけてほしいと願う。


次はギターが再び加わり、「Partition Love」を。このアコースティックで何回も聴いている曲だが、曲に込められた「想い」を伝えるような表現力を纏ってきた。

Greeeenの「キセキ」の後、今度は小西彩乃がピアノの前に座って秦基博の「ひまわりの約束」を。あぁちゃんの弾き語りは「小西の音楽祭」以来だが、本当に絶品。間奏明けに歌いだすところのあぁちゃん、エモかった。

最後は「月とサヨウナラ」を。この曲もテンションコードを多用した難しい曲であるが、メンバーが息を合わせて歌うことで、独特の魅力を醸し出していた。

メンバーが作詞して、ピアノ弾き語りをして、アカペラでハーモニーを聴かせる。これは、もう議論の余地なく、立派な「アーティスト」と呼んでいいと思う。

TGS Acoustic」も次回はいよいよ最終回。

最終回に向けて準備した「ひまわりの約束」は既に今日披露してしまった。次回は小西彩乃が別の曲をピアノで弾き語りし、山邊未夢が「約束」でギター演奏を初披露、メンバー全員のアカペラで「キラリ☆」に挑戦するそう。

アーティスト路線を突き進む女子流のアコースティック・ライブの最終回、本当に楽しみ。

(セットリスト)

1 歩いて帰ろう
2 明日への扉(初披露)
3 追憶(アカペラ)
4 Say long goodbye(アカペラ)
5 Partition Love
6 キセキ
7 ひまわりの約束(小西彩乃ピアノ)
8 月とサヨウナラ