ハルヒシリーズ屈指の長編『涼宮ハルヒの陰謀』を読了。人知を超えた存在の争いとか、タイムパラドックスとか、宝探しとか、道具立てはいろいろと使っているが、最後まで読んで本質的には青春小説(この表現、なんとかしたいな)なんだと思った。おじさん、すごく懐かしくなっちゃったよー。
- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/08/31
- メディア: 文庫
- 購入: 13人 クリック: 70回
- この商品を含むブログ (628件) を見る
さて、キャラクターとしては、長門有希がますます個性を際立たせてきている。主役級のはずのハルヒやキョンが、ただの狂言回しにしか見えない。それから「鶴屋さん」の謎めいた思わせぶりな言動が、めっさ気になるんだよねっ!