auWINのSANYOモデルは、今年の夏にW31SAからW32SAへ「進化」したはずなのだが、内容的にかなり「後退」したものだった。
それが、今秋のニューモデルではW31SAIIに「先祖帰り」した。
最大の変更点は、CDからのリッピングに必要なソフト（CD-R）が、付属品として同時梱包されるようになった点である。W31SAでは、抽選で当たるという代物だったので、この違いは大きい。個人的には、すごく欲しいソフトだったが、抽選にもれてしまったので、結局iPodを買ってしまったりした。
そして、次の特徴は「新色」である。これまでのグリーン*1、レッド、ホワイトに加えて、シルバーとブラックが追加された。どちらの色もメカニカルなテイストに溢れていて、機械としての質感を強調している。デジカメっぽい雰囲気を醸し出すシルバーも捨てがたいが、iPodの黒とのコーディネートが良さそうなブラックは、大人の男にこそ似合うモバイル機器だと思う*2。というか、欲しい。
まあ、W31SAからわざわざ機種変更する必要までは感じないが、DOCOMOがiPodの入った携帯電話を開発中と伝えられるなど、音楽プレーヤーと携帯電話の境界がなくなっている昨今の市場において、魅力的な製品であることは間違いない。
