オタク市場拡大中〜あなたはどのオタク?

野村総研はオタク市場を4,110億円と見積もった。去年は2,600億円と見積もっていたから、この1年で50%以上拡大したことになる。

マニア消費者市場を新たに推計、04年は主要12分野で延べ172万人、4,110億円規模〜「オタク層」を5タイプに分類、マーケティングフレーム「新3C」も提案 〜

今年のレポートの特徴としては、オタクの類型化を行っていて、

・「家庭持ち仮面オタク」(オタク層と定義された回答者の25%)
・「我が道を行くレガシーオタク」(同23%)
・「情報高感度マルチオタク」(同22%)
・「社交派強がりオタク」(同18%)
・「同人女子系オタク」(同12%)

の5種類に分かれるらしい。なんだか変な分類。

なんとなく分かるけれど、自分がどこに分類されるのかいろいろと考えてみる。「仮面オタク」って「仮性なんとか」みたいで嫌だなとか、男でも同人女子系オタクって線もあり得るよな、とか。

考え出すとそれはそれで面白いのだけれど、まあ一番当てはまるのはこれかな。

タイプ3:情報高感度マルチオタク
複数のこだわり分野を有する傾向が強く、情報に高感度。若年層が中心で、男女に偏りはない。インターネット活用度が高く、趣味活動への消費時間は多い。他人との融和を指向し、カミングアウト率も高いなど、自分のこだわりの深さに対する屈託のなさも特徴。何でも知りたがり、持ちたがりという執着傾向が強く、「趣味がやめられない」と答える割合も高い。その一方、独自の価値観を持つことよりは、世間の流行に敏感であることに価値を見出す傾向がある。「ネットオークション、コミュニティーサイトが大好きで、2ちゃんねるのライトユーザであるネット住人」がその典型例。

若年層が中心、だって。
まあ、もう若くないのだけれど、中心から外れているということで。