7月にファーストコンサートを成功させたハコイリ♡ムスメ。
今日は、DVD制作のクラウドファンディング出資者を集めての完成記念イベント。
最初に、このイベントの演奏曲としてファン10名から選ばれた曲が披露されるライブ。
曲紹介では、選んだファンの名前とコメントが紹介されるという趣向。
「微笑みと春のワンピース」と「アンバランスなサマー」というオリジナル曲でスタート。
「アンバランスなサマー」では、塩野虹のセリフ「好きかも・・・」をメンバー全員が言うスペシャルバージョン。
MCで、阿部かれんが「予想以上に圧が強かった」、井上姫月が「みんな「お、おう・・」みたいな感じだった」と振り返る。
次はユニット曲コーナー。
「日曜はダメよ」(井上・塩野)、「星座占いで瞳を閉じて」(我妻・井上)、「深呼吸して」(阿部・我妻・寺島)、「テンダー・レイン」(阿部・星)。
「日曜はダメよ」は、初期ハコムスのカバー曲で僕が一番好きなものだったけれども、”ぷりんせす・れいんぼぅ”井上・塩野のコンビネーションは最高だった。
「星座占いで瞳を閉じて」は、ある時期に我妻・神岡のコンビで集中的に聴いていたわけだけれども、神岡の役を受け継いだ井上の器用さが光るパフォーマンス。
次の「深呼吸して」は2人が重複でリクエストしたもの。
昭和のテレビ番組・ラジオ番組のように、イントロで吉田万葉が曲紹介のナレーションを被させたのも「懐かしかわいい」味わいがあった。
そのナレーションで「小松もかさんのパートを阿部かれんさんが引き継いで歌ってくれているのがうれしくて」という言葉があって、ハコムスのファンを長くやっていくと、みんな同じようなことを感じるんだなと実感。
清楚さを全身で表したような阿部かれんのパフォーマンスを見ながら、卒業後は、誰がこのポジションを引き継ぐのだろう、という思いが頭をよぎった。
「テンダー・レイン」は、阿部・星の大人っぽい二人での披露。
現ハコムスでは押しも押される”歌姫”のポジションを固めた星、そこに、地獄の夏合宿を経て、さらに表現力に磨きをかけた阿部。
全く最高の二人で、この二人でこの曲が聴けるのも今日が最後かと思うと、感激もひとしおだった。
終盤は、再び全員でのパフォーマンスとなり、まずは「ゆっくりと好き」。
「最近聴けていなかった」という理由でリクエストされた曲だが、ゆったりとしたトラックに、心地よいボーカルが重なり、表現力の高まった今のハコムスにぴったりの曲だなと思えた。
「スノーブーツのwish」では、「以前、阿部さんにもらいそこなったお菓子をもらうチャンスを卒業前にもう一度ください!」というネタのような曲紹介がなされた。僕の席からは見えなかったけれども、お菓子を配る間奏では無事にリベンジできたのかな?
(補足:教えてもらいましたが、今回もできなかった模様。どこの吉本新喜劇だよ…w)
最後は「Live Version」。
これは、荻野目洋子リバイバルブームの直前くらいによくカバーされていたのだが、現体制になってからは披露がなかった。
この8人の最初で最後となるパフォーマンスだったが、地獄の夏合宿を経てパフォーマンスの力を上げた結果、クールさが表現できるようになったと思う。
今日の公演は、10人のファンがそれぞれの好きな曲を持ち寄った結果のライブになっていて、とても面白かった。
ハコムスの公演は、季節感を重視した月一定期公演にしても、特定のアイドルに限定したRespect公演にしても、ある程度セトリの予想がつくけれども、今日は何が出てくるか分からない楽しさがあった。
個人的には、井上・塩野の「日曜はダメよ」、隠れた名曲「ゆっくりと好き」、現体制初の「Live Version」の3曲が出色だった。これを聴けてよかったと思う。
終演後は、地獄の夏合宿のDVDのお渡し会、サイン会へ。
僕は二口申し込んでいたので、戸羽望実ちゃんと吉田万葉ちゃんからサインをもらう。
鈴木P渾身の「ハコムス 地獄の強化合宿」は、数十時間の素材を2時間に編集しようとしたが、結局3時間物になったといういわくつきの力作。
しかも、完成版の画質に満足できず後日高画質版を再配布するそう。尋常じゃないこだわり。
ファーストコンサートのDVDの方も、第一部・第二部とも、パッケージやメニュー画面に相当のこだわりのあるものになっているようであり、受け取りが楽しみ。
DVDは販売もされるそうなので、興味のある方はぜひ。
(セットリスト)
1 微笑みと春のワンピース
2 アンバランスなサマー
MC
3 日曜はダメよ(井上・塩野)
4 星座占いで瞳を閉じて(我妻・井上)
5 深呼吸して(阿部・我妻・寺島)
6 テンダー・レイン(阿部・星)
MC
7 ゆっくりと好き
8 スノーブーツのwish
9 Live Version