FUJIFILM XF10-24mm F4 R OISを処分

FUJIFILM XF10-40mm F4 R OISを使ってみた。

AKIBAカルチャーズ劇場の最前でハコムスの定期公演を撮影したのはこんな感じ。

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画角としてはステージ一杯に広がったメンバーと全員が余裕で写る。換算15mmだからそれはそうだろう。

一方で、広角レンズ特有の歪みはなかなか大きく、周辺の人物はかなり歪む。

上の画像はPhotoshopでかなり手補正をしてようやく見られるレベルになった感じ。


ということで、このレンズは旅先なんかでスケールの大きな風景や建物を収めるのには重宝しそうだけれども、実際には旅に行く時には荷物を軽くするし、まして外歩きの時はコンデジくらいで撮るのがいいと思っている(7月のプラハ・ウィーン・ブダペストの旅行も全部コンデジで撮影)。

ということで、この画角での広角ズームはあまり出番がなく、かつ歪みが目立ってちょっと使いにくいというのが僕の結論。

そうは言っても、キットズームの広角端18mmではちょっと狭いんだよな、ということで、結局F2.8通しのXF16-55mm F2.8 R LS WRに買い換えてしまった。

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いわゆる「大三元ズーム」的な装備って好きじゃないのに、描写と利便性を追求して行くと、結局のところ大口径ズームに至るという…

Xシリーズで言えば、別に「レッドバッジ」を揃えたい訳じゃないのに。

ということで、現在のシステム構成はこんな感じ。

ボディ:X-T1
標準ズーム:XF16-55mm F2.8 R LS WR
望遠ズーム:XF50-140mm F2.8 R LS OIS WR
広角単焦点:XF23mm F1.4 R
中望遠単焦点:XF56mm F1.2 R

フルサイズのデカくて重いシステムを処分してミラーレスに移行したので、なるべく軽快さを重視したシステムを組みたいのだけれど、光学的な描写で妥協したくないから、結局こうなる運命なのかな。

ハコイリ♡ムスメ金曜定期~ハコムス”夏オンナ”コンテスト2017・アウトドア〜

9月に入って、夏が去ろうとしている。

そんな「夏の背中」を追いかけて、ハコムスの金曜定期公演に来た。

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山や川に行くようなアウトドアの私服で、「VIVA!トロピカル・サマーウォーズ」「夏の友達」を。

そして、中央通路をランウェイに見立てて歩くショータイム。

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星里奈ちゃん。イメージは、カーリー・レイ・ジェプセンだそう。

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吉田万葉ちゃん。肩と背中の健康美。

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井上姫月ちゃん。最近大人っぽさが出てきた。

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寺島和花ちゃん。キャップが似合う。

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塩野虹ちゃん。ワンピースにボトムスでスキニージーンズを合わせたアレンジ。

このコーナーは、メンバーがみんな生き生きして見えるのが好き。

次は、井上姫月をセンターにして「夏に急かされて」と「アンバランスなサマー」を。

5点満点で観客が採点する仕組みだが、「みんな10点って書いて」とか呼びかけるのが強気の井上らしいところ。

そして、星によるソロ曲は、ハコムスのこの夏のオリジナル曲「真夏の恋のファンファーレ」。

イントロ・間奏・アウトロのダンスは綺麗に決まっていたし、何と言ってもボーカルが素晴らしかった。

これ、ソロ向きの楽曲かも、と改めて思ってしまった。

企画のクイズコーナー「アウトドア女子対決」を挟んで、最後は「告白」(アイドリング!!!)と「Let's Party Time!」。



終演後は、吉田万葉ちゃんを撮影。

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頭にひまわりの髪飾りをつけているけど、彼女自身がひまわりみたいな存在。

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そこにいるだけで周囲がぱーっと明るくなる。


君と過ごしているこの夏を僕はずっと忘れないだろう。



ハコムスの”夏オンナ”コンテストは、9月15日と29日の2回を残すのみ。

最後まで夏を楽しみたい。

(セットリスト)

1 VIVA!トロピカル・サマーウォーズ
2 夏の友達
3 夏に急かされて*
4 アンバランスなサマー*
(*井上姫月センター)
5 真夏の恋のファンファーレ(星里奈ソロ)
6 告白
7 Let's Party Time!

@ JAM EXPO 2017にVIPチケットで行ってきた (二日目)

さて、@JAM EXPO 2017の二日目。

VIPチケット専用エリアのあるストロベリー、ブルーベリー、キウイの3ステージを中心に回すことがチケットの価値を生かせると考えて、今日はそういう回しに。


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ハコイリ♡ムスメ (10:10〜10:30、ブルーベリーステージ)

OAに続くトップバッターはハコムス。

ハコムスにとっては、今回の@JAM EXPOで一番大きなステージだったが、MCを新メンバーの4期生が担当し、今年のオリジナル新曲も1曲披露。堂々としたパフォーマンス。

ハコムスがメンバーを変えながら、新鮮さを失わず、クオリティも落とさない秘訣は、こんなところにあるのかもしれないと思わされた。

(セットリスト)

1 レモネード・キッス
(寺島がグループ紹介)
2 真夏の恋のファンファーレ
3 Let's Party Time!
(塩野、泣き真似からの曲フリ)
4 アンバランスなサマー

ハコイリ♡ムスメ (10:45〜11:00、VIPエリア)

ハコムスのミートアンドグリートは、一人ずつ夏の思い出を語る企画。

塩野:ピューロランドへ
寺島:家族でUSJ
吉田:地元の花火大会へ
戸羽:眠り過ぎで病院へ
星:ハコムスのロケで海へ
井上:吉田とサマーランド
  (大人水着を買ったら緩くて、現地でラッシュガードを買い直し。お金がなくなり、吉田にご飯を奢ってもらう)

こんな感じかな。

3期生・4期生の面白さを引き出すぽにょの司会が、まるで明石家さんまのスタイルのようになっていて、爆笑を誘っていた。

エピソードのMVPは、井上姫月ちゃんかな。

残った時間で全員と握手。

「おもてなし」感あふれるミートアンドグリートだった。

Negicco (11:25〜11:50、ストロベリーステージ)

キラーチューンをノンストップメドレーで繋げた25分。

濃いネギヲタはもちろん、ライト層も一気に引き込む素晴らしいセトリ。

多くの観客に楽しさを与えてくれた。

ハコイリ♡ムスメ (12:00〜13:00、ふれあいエリア)

吉田万葉ちゃんソロチェキ、全員握手、吉田万葉ちゃん個別握手という流れ。

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扇風機の前で髪の毛がフワーってなるところが撮れるかなと思ったけど、結構難しかった。でも、いいチェキをありがとう。

コムスメンバーにもこの夏の成長に立ち会えて楽しかったとお礼の気持ちを伝えることができた。

フィロソフィーのダンス (13:20〜13:40、ブルーベリーステージ)

「告白はサマー」や「好感度あげたい」で最高に盛り上げた後、ラストがバラードの「ジャスト・メモリーズ」。

凄い歌唱力、表現力で、自分がアイドルフェスに来てることを忘れるほど。

これは今日の優勝案件…

EXPO Special JAM Session (13:30〜14:20、ストロベリーステージ)

何組かのコラボステージだが、目玉はTask have FunとParty Rocket GTのコラボ「Task GT」。

「3WD」の8人版で「8WD」をやってストロベリーの盛り上がりは最高潮。

でも、本来なら、タスクは単独でストロベリーでもいいくらいだよね。

AKB48 Team8 (14:45〜15:10、ストロベリーステージ)

これは想像よりずっと良かった。坂道より断然好み。

メンバーがそれぞれ出身地を背負っているのがいいのかな。

Task have Fun (15:05〜15:25、キウイステージ)

Taskの時に入場制限のかかったキウイステージ。

だから、動員数を読んでストロベリーを用意しておけとあれほど(以下略)

長蛇の列を横目に、VIPの特権でするするとVIPエリアに入ると、途中でハコムスののんちゃんとわかちゃんが見学しているのを見かける。

「3WD」での熱量はとんでもなく、間奏のセリフで里仲が「アットジャム行くぜ!」とアドリブをぶっこんだ瞬間、胸が熱くなった。

sora tob sakana (15:25〜15:50、キウイステージ)

「夜間飛行」で会場を一つにした後、最後に「ribbon」をじっくりと聴かせて締めて、清らかな余韻を残した。

決して沸かせるばかりではない、オサカナの楽曲の世界観を静かに主張するかのようだった。

アウトロでの4人のシルエットが影絵の絵本のように美しくて、どこまでも幻想的だった。

(セットリスト)

0 海に纏わる言葉(寺口夏花)
1 夜空を全部
2 魔法の言葉
3 夜間飛行
4 ribbon

9nine (16:35〜17:00、ストロベリーステージ)

新旧の曲をブレンドしたようなセトリ。

9nineのダンスは流麗ではあるんだけれど、楽曲が今ひとつ刺さらない・・・完全に個人の感想だけど。

Dorothy Little Happy (17:10〜18:10、ストロベリーステージ)

5人ドロシー。

大好きだったドロシーのライブ”そのまま”だったし、2年前の中野サンプラザでの”トラウマ”を払拭して上書きするパフォーマンス。

「あの時は子供だった」という秋元のMCも、そこから「伝説になったあの曲を」とユーモアを交えた曲振りに続く「未来へ」も。

「5人ドロシー」の最後の姿として、僕が見たいと思っていた光景だった。

まさかこの横浜アリーナで12曲・1時間の「5人ドロシー」のライブを見られるとは思っていなかった。夢のようだった。

引退した白戸佳奈ちゃんを含むそれぞれのメンバーが、自分らしく未来を切り開いていくことを願わずにはいられない。

メンバーにも感謝したいし、この企画を実現した橋元Pにもお礼を言いたい。本当にありがとう。

(セットリスト)

1 ストーリー
2 tell me tell me
3 STARTING OVER
4 ASIAN STONE
5 sky travelar
6 未来へ
7 colorful life
8 諦めないで
9 Life goes on
10 ジャンプ
11 恋は走りだした
12 デモサヨナラ

東京女子流 (18:10〜18:35、ストロベリーステージ)

一夜限りの「5人ドロシー」のワンマンが終わったかのような独特の雰囲気の漂うストロベリー。

そこで女子流らしさを見せようという意気込みを感じさせるライブだった。

今の女子流の魅力は十分に感じられたので、ホールワンマンを見る機会があるといいなと思った。

総評(ベストステージ)

今日のベストステージはこんな感じ。

1位 フィロソフィーのダンス@ブルーベリー
2位 Dorothy Little Happy@ストロベリー
3位 Negicco@ストロベリー
4位 ハコムス@ブルーベリー

「5人ドロシー」は文句なしに素晴らしいステージだったけれど、フィロのスの「ジャスト・メモリーズ」を最後に持ってきたライブの感動はそれを上回った。

Negiccoとハコムスからは、観客を楽しませようというホスピタリティを感じることができた。

VIPチケットのコスパはどうなのか?

VIPの特権の「フリードリンク」は、専用エリアでの紙コップでのサーブとなったので、使い勝手は低下。

また、ミートアンドグリートは、今回2組(アイドルネッサンス、ハコイリ♡ムスメ)で経験したが、普通の特典会と比べてVIP感があるかどうかは、出演者による濃淡が大きいし、見たいライブを干してまでミーグリにいるのは微妙としか言えないところ。

ということで、VIPチケットの価値は、ストロベリー・ブルーベリー・キウイの3大ステージの優先エリアでの観覧とほぼ等価だと思う。

この二日間で言えば、それぞれ10ステージ、合計20ステージを最前エリアで見ることができた。

普通のチケットとの差額は55000円。20ステージで割れば、1ステージあたり2750円。

この上乗せを安いと感じられるのであればコスパ的には「元を取れる」と思える。

僕の場合は、そこまでのメリット感はなかったかなというのが正直なところ。

20ステージ全部が自分の見たいものならメリット大なんだけどね。



まあ、今回ストロベリーとかスカスカな時間帯もあったし、コラボと再結成の連発は、ブッキングの難しさも感じさせたので、来年あたりからはまた「一日開催」に戻るのかなあとなんとなく思った。

ということで、@JAM EXPO 2017、自分にとっては行ってよかったと言えるフェスだけど、来年もVIPを買うかどうかは出演者をよく見てからだなという感想。