プラハ・ウィーン・ブダペスト（8日目）

ブダペスト滞在の最終日。

今日の夜には日本に向かうフライトに乗らないといけない。

駅から徒歩1分のGOLDEN PARK HOTELをチェックアウト。場所はいいし、Wi-Fiもバッチリだけど、ちょっと古くて狭かったかな。

長いようで短かった一週間。

僕が最後の行き先に選んだのは、セーチェーニ温泉。

温泉と謳っているけど、水着でしかも混浴だから、大規模な温水プールみたいなもの。

これ、個室のクロークを借りると、着替えもここでできるし、私物の保管もできる。

料金は一日で2300円くらい。

ホテルをチェックアウトしてから、空港に行くまでの間の滞在で、3時間くらいだったけど、そのくらいいれば十分な気もする。

行くなら、夏がいいし、昼間がいいし、休日がいいと思う。

賑やかで開放的な空気をも味わえる。

ということで、空港へ。

これはそこそこ遠いしアクセスもあまり整備されているとは言えないから、ホテルからタクシーがベストかも。

ブダペストは物価も安いし、英語もそこそこ通じる（日本人と見ると英語で頑張って話しかけてくる感じ）。

大国に翻弄された過去を持つだけに、この先この国がどうなって行くのか分からないけれども、素朴さを好む向きにはしっくりくるところかもしれない。

ブダペストからミュンヘンのフライトが1時間弱遅れたけど、もともとかなり余裕のあるトランジットの予定だったので、空港のカフェでアフォガードを食べている。

中欧・東欧への旅は初めてだったけれど、想像以上に楽しく、刺激に満ちていて、そして安全だと感じた。

プラハ・ウィーン・ブダペスト（7日目）

今日は地下鉄の24時間券を買って、まずブダの方へ。

ドナウ川を挟んで、西側の高台がブダ、東側がペスト。

高台からの眺めは素晴らしい。

たぶん、ブダペストで一番の観光地じゃないかなと。

漁夫の砦、歴史博物館など見どころも多い。

もっとハンガリーの歴史を勉強したくなったよ。

夜は、ハンガリー舞踊を楽しみに劇場へ。

金曜日の夜だからドレスアップして特等席へ。

ブダペスト最後の夜は、ハンガリー舞踏のコンサートへ。

楽曲を楽しもう。

弦楽9人、クラリネット1人に、民族楽器のツィンバロンが2人。

そこに民族衣装をまとった男女各4名の踊り手。

「ハンガリー舞曲」的な音楽のみのものと、舞踏メインのを交互に楽しめた。

エキゾチックでパワフル。

忘れられない「最後の夜」になった。

プラハ・ウィーン・ブダペスト（6日目）

地下鉄を乗り継いでウィーン中央駅へ。

出発するのが何番線なのか早めに掲示されるので、さすがオーストリアは優秀、と思ったけど、結局、列車の到着も出発も１時間くらい遅れる結果に。

しかも、遅延時間はズルズルと延びて行くパターンで、到着したプラットフォームの場所も微妙にずれていた。

列車も満員で2時間余りの旅で、体力を削られる感じ。

ホテルが駅前だったのが救いで、しばし休んでブダペストの街を散策。

まずは、欧州最大のシナゴーグへ。

外から見ているだけでは、中がこんな美しいとは分からない。

これ、普通のキリスト教の教会としても使われていたらしい。

そして、聖イシュトヴァーン大聖堂のオルガンコンサートへ。

教会で聴くオルガンは、倍音の多さ、残響の豊かさ、ダイナミックレンジの広さ、そして重低音の迫力…どれを取っても格別。

フルートのソリストとバリトンのソリストが交互に入る演目も変化に富んでいた。

やっぱりJ・S・バッハ最高。

夜はぶらぶらと街を散歩しつつホテルへ。

なかなか蒸し暑いところだ。

明日は終日観光予定。ちょっと体力を温存する方法で行こう。