@ JAM THE WORLD 春のジャムまつり!2017(2部)@新宿ReNY

@ JAM THE WORLD 春のジャムまつり!の2部に行ってきた。

出演者7組(20分ずつ)で前売り4500円、SHOWROOMでは生中継実施ということもあってか、新宿ReNYは混み過ぎず「快適」な人口密度。

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橋元P、スベリー・マーキュリー、溝呂木世蘭の軽妙な司会に続いて、各組のライブスタート。

AIS-All Idol Songs-

トップバッターはAIS。

正直言って、AISの「おまいつ」は少な目の環境だったけれど、冒頭の「ドキッ!こういうのが恋なの?」「こいしょ!!!」で一気に場内の観客を巻き込んだ。

最後は、去年の照井Pの対談で橋元Pが要望した乙女新党カバーの「お受験ロッケンロール」。

メンバーのステージでのパフォーマンスもエモかったけど、フロアも熱かった。

AISヲタのほとんどはあえて最前に行かず、人によっては最前を放棄して、後方中央のスペースに集まっていて、フロアの一体感を生み出していた。

いいライブは、メンバーの力量だけでも、ファンの頑張りだけでもダメで、「みんなで作る」ものだと実感。これが"バイブス"ってやつなのかもね…

(セットリスト)

1 ドキッ!こういうのが恋なの?
2 こいしょ!!!
3 桜並木道
4 Faraway
5 お受験ロッケンロール

Fullfull☆Pocket

先月、花谷麻妃が卒業し、明日、宇敷陽南が新メンバーとして加わるFullfull☆Pocket

今日は3人でのライブだったが、田附未衣愛・中原ありす・石井栞の3人で不足を感じさせることはなかった。

一番聴きたかった「おひさまスプラッシュ!」で僕の盛り上がりは最高潮に達したが、そのあとの「I my me mine」「光」は完全にからっとを思い出させるセトリ。

最後の「流星Flashback」もしっとりとした雰囲気で会場を包み、いまやFullfull☆Pocketもお姉さんグループになったなと思った(明日からのカラーはまた分からないけれども)。

みいあちゃんも、ありすちゃんも良かったが、個人的には久しぶりに見たしぃちゃんの成長に目が釘付けになった。

(セットリスト)

1 おひさまスプラッシュ!
MC(自己紹介)
2 I my me mine
3 光
4 流星Flashback
MC(告知)

AISとFullfull☆Pocketトークショー

ざっとこんな感じだったかな。

橋元P「AISは何か質問があるんですよね」
橋本麗愛「"アイドルに必要なもの"ってなんですか」
溝呂木世蘭「うーん、やっぱり笑顔ですかね」
橋元P「今日はAISは乙女新党の曲やってくれたね」
スベリー「もし曲交換するならどの曲ですか」
磯前星来「「わがままフェアリー」かわいいです!」
田附未衣愛「AISさんにかわいいって言われるなんてうれしい」
橋元P「昔はFullfull☆Pocketもこんな感じだったよね」
中原ありす「もう若くないです(笑)」
溝呂木世蘭「ちょっと、私今月二十歳だよ?!」

神宿

いまや完全に@ JAMファミリーと呼ぶべき存在になった神宿。

みかちんはかわいいし、ライブは熱い。曲だけは相変わらず自分の好みとあまり合わない。

転校少女歌劇団

このグループも、古森結衣の加入を経て、さらに橋元P色が濃くなった。

以前の「ミリタリー」のコンセプトはじわじわと後退し、いまは抒情的な楽曲を情感をもって歌い上げるグループへ。

誤解を恐れずに言えば、ステージ上では坂道シリーズに通じるような硬派でストイックな雰囲気をまとい、特典会ではぐっと親しみを感じさせるギャップにやられそうな感じがあった。

そして、今日はGALETTeのキラーチューンというか、アイドル界のアンセム「じゃじゃ馬と呼ばないで」を初披露。

一言で言えば「鬼に金棒」で、元GALETTerのオタクたちの盛上げもエモかった。

GALETTeのファイナルライブの最後の曲が「じゃじゃ馬」だったわけだし、しかもその会場はここReNYだったわけで。僕もあの夜を思い出して目頭が熱くなった。

GALETTeの原曲と比べると、BPMは多分同じだが、ドラムスが前ノリからジャストに変わって、気持ち遅めに感じるかも。間奏のフレーズはエレギからキーボードに変更。振りは同じ。原曲を愛した人でも、コールや振りコピですぐ盛り上がれる。

古森結衣、渚まおを加えた7人の新体制は転校少女が次のステージに入ったと感じさせ、そこにこのキラーチューン。転校少女オリジナルの曲も良かった。この夏のフェスで大活躍する予感しかしない。

Party Rockets GT

橋元Pによる「再生」が成功しつつあるパティロケ。

今日は、ほりお不在だったが、新衣装の披露もあって、かなりの盛り上がりだった。

Cheeky Parade

今のアイドルシーンでチキパがトリっていうのはどうなのかとも思ったけれど、蓋を開けてみればトリに相応しい盛り上がりを演出していた。

グランドフィナーレの写真はこんな感じ。

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橋元Pが「アイドルにとって厳しい時代だが、シーンを盛り上げていきたい」と語る。

僕自身も、「メジャー回帰」「二極化」の時代の中で、中堅のライブアイドルがいかに活躍できるかというのがシーンの鍵を握ると思っているので、@ JAMにはその辺頑張ってほしいなと思う。期待を込めて。

特典会

AISのお見送り会へ。

最後の締め恒例のダジャレは、今日は小芝居仕立て。

橋本麗愛「このジャムのラベル、どうにかしてー!」
磯前星来「じゃあ、剥くね!」

せらちゃん、だいぶ眠そうで目がくっつきそうだった。




続いて、Fullfull☆Pocket、"しぃ"ちゃんこと石井栞ちゃんと2ショット。

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久しぶりに会話したけど、いい感じに幼さが抜けて、美少女そのもの。

いつまでも会話を続けたいと思うような落ち着きがあった。定期行ったら始まってしまいそう…

アメリカ版「たられば」ドラマ~『ラ・ラ・ランド』

ラ・ラ・ランド」を観た。

冒頭、まるでインド映画の「踊る」映画のようなハイテンションの集団ダンス。

だが、そこから後はパーソナルなスケールの世界に。

前半、「冬」から「春」になり、いよいよ2人が付き合うようになったところで幕間へというあたり、伝統的なミュージカルの様式美があった。

後半、「夏」から「秋」へはその2人がどんどん内省的になってきて、自分の夢を追求しながらも、お互いを想う心は失わない。

ただお互いの人生のリズムというかタイミングが合わず…最後にズシンと来る展開。

「戻れない」大人にはなかなか苦い味わいだった。

「たられば」というか、「仮定法過去」的な回想は、もしかしたら、夢を見せてくれる「映画の世界」ではそっちの方が王道シナリオなのかもしれない。

でも、あえてそうしなかったのは、監督の「夢も恋も…なんて御都合主義だろ」というメッセージかなと理解。でも、完全にすれ違うことなく、一曲のピアノ演奏で、お互いに理解し合えるあたりは、ある種ロマンチックではあるけどね。

音楽は聴きどころ満載だし、ミュージカル要素も多めなので、もう一回観たい気持ちはある。ピアノとジャズと ライアン・ゴズリングという組み合わせも美しい過ぎた。

ただ、これは完全に僕の好みなんだけど、エマ・ストーンの演技は鼻に付くというか、なんか悪い感じで引っかかるんだよね。

宮本茉凜が6月末で兼任終了を発表~AIS-Scream(アイスクリーム)vol.8 〜輝きはじめた星たち〜

AISの定期公演「AIS-Scream(アイスクリーム)」の8回目。副題は「輝きはじめた星たち」。

磯前星来の影ナレに続いて、卒業ソングの「桜並木道」。

自己紹介を挟んで「Kiss!」「Luvly, Merry-Go-Round」「Superstar」。

「Kiss!」は撮影可能曲。

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(全てFUJIFILM X-T1 + Zeiss Touit 2.8/12)

最前センターに座り、広角レンズでステージ全体を収める。

今日がこのクールの最終回ということもあってか、メンバーのパフォーマンスにも心なしか「気負い」のようなものが感じられる。

メンバーにスポットライトを当てる企画コーナー。

今日は、磯前星来と島崎友莉亜。

せらちゃんの特典会の終わりのダジャレと、ゆりあちゃんのMCの締めの言葉をダイジェスト編集したもの。

一気に見ると楽しいし、はっきりyと成長が分かって感動した。

ライブ後半は「情報」「Faraway」「完璧ぐ~のね」。

「Faraway」のラフさを取り入れた唱法も板についてきて、これならフェスでも戦える!

ここで大切なお知らせ。

昨年5月のAISの結成以来、アイドルネッサンスと兼任でリーダーを務めてきた宮本茉凜が、6月末の定期公演をもって、兼任を終了すると。

AISがチームとして強くなるためにまりんは必要だったと思うが、兼任の負担が重かったのもまた事実であるし、この先のアイドルネッサンスとAIS双方の飛躍のためにも、いずれこういう時期がくることは分かっていた。

宮本茉凜が「最初に兼任の話を聞いたときは、振り入れの覚えの悪い私が2つのグループの曲をやるなんてと思った。受験との両立もあって大変だったが、大好きなアイドルソングをやれたり、かわいいメンバーと仲良くなったり、だんだん楽しくなっていった。兼任は解除になるが、アイドルネッサンス部の仲間であることは変わりない。残り3か月、自分が教えられることを全部教えて全力で駆け抜けたい」と挨拶。

涙ぐむメンバーも少なくない中、橋本麗愛が「残り3ヶ月、出来る限り学び、吸収し、これからのAISに活かしていきたい」と抱負を語る。

SHOWROOMを放送中のアイドルネッサンスと携帯電話でつながって、SHOWROOMにも出演し、兼任終了を発表。

最後は新曲の披露。

今日は、アイドリング!!!の「Like a Shooting Star」。

SMAの先輩、堂島孝平による傑作。「輝きはじめた星たち」にぴったりな内容。


結成から間もなく一年になろうとしているAIS。

初々しさだけではなく、星としてのまばゆい輝きをまとい始めた。

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さらにこの先成長していくことに期待したい。




終演後の特典会。

背の順での並びは「島崎友莉亜→朝熊萌→磯前星来→栗原舞優→橋本麗愛→関澤朋花→徳久陽日→宮本茉凜」。

栗原舞優ちゃんが、れな、ともかの2人に抜かされたと嘆く。メンバーぐんぐん成長中。

2ショットチェキは、中学校を卒業した橋本麗愛ちゃんと「ラストJC」。

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僕「この前のブログ良かった。れにゃあ応援するしか!」
橋本麗愛「JKになっても応援してくださいね?」
僕「」

なんか見透かされている…?

(セットリスト)

1 桜並木道
MC
2 Kiss!
3 Luvly, Merry-Go-Round
4 Superstar
MC
5 情報
6 Faraway
7 完璧ぐ〜のね
MC
8 Like a Shooting Star/アイドリング!!!(初披露)