AIS 月一定期公演「AIS-Scream~2位からはじまる物語~」vol.1

AKIBAカルチャーズ劇場の2016年の新人公演。

動員数で1位となったが物販ポイントで逆転されて惜しくも2位になったAISには、AKIBAカルチャーズ劇場から「月一定期公演」の機会が与えられた。

今日はその初回。

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アイドルネッサンス兼任の宮本茉凜は本日不在。記念すべき定期公演の第一回は7人でのステージ。

開演5分前に、栗原舞優の影ナレ。そして、「アイー?」「スクリーム!」のコールアンドレスポンス。

開演時間。「Over The Future」「こいしょ!!!」というアイドルフェスでも盛り上がる曲でライブスタート。

自己紹介も新人公演から一新された。

そして、企画コーナー「伝えてAIS」。

トーク力を磨くために3チームに分かれて、課題となったモノを見てについて説明するというもの。
一組目は「れな・まゆ」で、課題は埴輪。まゆが「埴輪?」というと麗愛が「これは笑ってないから土偶」とこだわり。
結果は、「埴輪」が正解だった。


次は、新人公演でのポイントの多かった人上位3名が歌える「ガラスのクツ」。
今日は全員で歌って、サビで自分の名前を入れるところでは「♪私はAIS」と歌唱。

続けて「Superstar」と「Faraway」。橋本麗愛のボーカルとダンスが進化している。

ここで企画コーナー「伝えてアイス」。
今度は「ゆり・もえ」の二人。
途中でゆりあちゃんが正解を出したけれども、掛け合いが面白かった。


そして、待望の新曲は、松浦亜弥「ナビが壊れた王子様(LOVE CHANCE)」。

磯前星来をセンターにして、橋本麗愛と栗原舞優がハモりのコーラスを聞かせる。

続けて「スイミング」「ドキッ!こういうのが恋なの?」を。

企画コーナーの最後は、関澤朋花・徳久陽日・磯前星来の3人。
説明するモノは「マギー審司のびっくりデカ耳」。

これは難しいな。。。

最後は「愛のナースカーニバル」「完璧ぐ~のね」。

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企画コーナーも楽しくてメンバーの意気込みが感じられる公演。

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AISが2位からどんな物語を紡いでいくのか、これからも注目したい。

毎月、こんな素晴らしいものももらえるみたい。「月刊 AISの実 10月号(YURIA監修)」。尊い。

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(セットリスト)

1 Over The Future
2 こいしょ!!!
MC
伝えてAIs
3 ガラスのクツ
4 Superstar
5 Faraway
MC伝えてアイス
6 ナビが壊れた王子様(LOVE CHANCE)/松浦亜弥(初披露)
7 スイミング
8 ドキッ!こういうのが恋なの?
MC
9 愛のナースカーニバル
10 完璧ぐ~のね
MC

ハリウッドでリメイク予定―『ピエロがお前を嘲笑う』

2014年のドイツ映画『ピエロはお前を嘲笑う』は、ハッカーが主人公のサイバー犯罪をモチーフとした作品。
「予想できないどんでん返し」が評判で、ハリウッドでリメイク予定。
ブラッド・ピットが有する映画製作会社「プランBエンターテインメント」が映画化権を獲得したと報じられた。

日本でも昨年公開されたが、今回、Amazon TVで視聴した。



ピエロがお前を嘲笑う 予告編


pierrot-movie.com


捜査官が事件の唯一の生存者である主人公を取り調べる中で、本人から経緯や事件の真相が語られる…という設定からして1995年の『ユージュアル・サスペクツ』を思わせる。

1時間46分というコンパクトな尺も、『ユージュアル・サスペクツ』の1時間48分に極めて近い。

気弱な主人公、「信頼できない語り手」、「表層→真相→真実」の重層構造など、作品の構造もよく似ている。この『ユージュアル・サスペクツ』をオマージュしたような作品が、アメリカに「逆輸出」されるのは面白い。

もっとも、20年の年代を経て作られただけあって、俳優は現代的で、映像はスタイリッシュ、音楽もクール。

「犯罪」も、銃と血が頻出するようなものではなく、ネットワークとプログラムが中心。

ハリウッドでのリメイクが「過剰」なものにならないことを願う。


個人的に一番の見どころだと思ったのは、「サイバー空間」を擬人化したシーン。

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観念的なものを視覚化するのって難しいと思うけれども、これは唸らされた。

ハコムス「ハコイリムスメ オリジナル曲公演」@AKIBAカルチャーズ劇場

2014年のAKIBAカルチャーズ劇場の新人公演で、アイドルネッサンスと激戦を繰り広げ、惜しくも2位となったハコイリムスメ

今年に入ってからもメンバーの卒業や休業があり、決して順風満帆とは言えない。

「まだハコムス見ているの?」という声もあるかもしれないけれど、僕には今のハコムスは面白くて仕方ない。

それは、3期メンバーとして加入した星里奈、吉田万葉、井上姫月の3人がぐんぐん成長しているからだ。


さて、そんなハコイリムスメの水曜定期公演。

カバーアーチスト毎に続けてきた「Respect for」公演は、前回のribbon & Qlairで一区切り。

今日は自分たちのオリジナル曲のみでの公演。

スタートは、最初のオリジナル曲「微笑みと春のワンピース」。

ボーカルの歌い出しは、吉田万葉。将来の逸材間違いなしと思っている。

MCの自己紹介に続いては、ハコムスに関わっている人からのビデオメッセージ。

ボイストレーナーAKINO LEE、作曲家の西岡和哉、振付師のミキティー本物、そしてOGの小松もか
ハコムスがいかにスタッフから愛されているかが分かる温かい内容。

夏曲の「レモネード・キッス」、そして「夏に急かされて」。

「夏急か」も吉田万葉センターで「Love Peace World」を聞くことができた。
間奏の英語の独白もバッチリ決まっていた。

そして、恒例のアイドルグループ紹介のコーナー。。
今日は、我妻桃実がいないので、鉄戸がハコムスを紹介。

ハコムス結成前の2014年4月20日のオーディションでのぽにょの画像。
「でんぱ組が好き」と語るぽにょがオタ芸を披露。

プロデューサーは「やべえ奴が来た」と思ったらしい、と鉄戸の説明。

そこで、鉄戸自身のオーディション映像も流れ「潮騒のメモリー」を歌って、特技は「ツンデレな女の子のセリフ」だという。

セリフの方は映像では流れず、ファンからのリクエストを受けてステージで披露。
「勘違いしないでよね、べっ、別にあんたのことが好きなわけじゃないんだからね」的な萌えセリフ。
恥ずかしそうな鉄戸さんに萌えた。少し。

星里奈がソロを歌い上げる「さよならのプリエール」、万華鏡を回すようなきらびやかな「乙女はびっくり箱」、そして、「アンバランスなサマー」。

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吉田万葉の輝きはまぶしいくらい。

告知に続いて、最後は「Let's Party Time!」。

終演後挨拶で、最年少の井上姫月(11歳)が語る。

「ハコムスはこれからもどんどん大きくなって、最年少が3歳とかになるくらいメンバーが増えて欲しいです。」と。その瞬間の楽曲派()界隈のざわつき凄かったけど。。。


僕は「アイドルは成長を楽しむもの」だと思っている。

たとえいまは水準が高くなくても、ぐんぐん成長する姿を眺めていたい。

今のハコムスの公演は、そんな僕に大きな楽しみと満足を与えてくれる。

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(OLYMPUS OM-D E-M1 + LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.)

(セットリスト)

1 微笑みと春のワンピース
2 レモネード・キッス
3 夏に急かされて
4 さよならのプリエール
5 乙女はびっくり箱
6 アンバランスなサマー
7 Let's Party Time!