AKIBAカルチャーズ劇場に「からっと☆ × つりビット」の２マンライブを観に行った。
今注目の2組の2マン
今注目の2組のブッキングとあって、平日にもかかわらず200人を超えるくらいの人が集まっている。
冒頭、からっと☆とつりビットの2組10人が一斉にステージに登場。キラキラしていて元気で清楚な5人組とよく似た雰囲気。楽しそうな10人だけど、からっと☆の方は少し緊張している感じ。
つりビットリーダーのみーちゃんがMCとなり、バインダーを持って原稿を読み上げ始める。
「…GIRL'S NATURAL LIVEとは、清純派のアイドルが…」
ここで観客席から笑いが漏れると、すかさず
「なんだよう、清純派だよ！」
ってアドリブのリアクションのみーちゃん。
そこに、なっちゃんが「まあまあ」とツッコミ。
このあたりに、つりビットのチームワークの良さとMCスキルの高さを垣間見た。
からっと☆
トップバッターはからっと☆。現在の5人メンバーになってから見るのは2回目。
制服風の衣装で登場し、「から☆コロ☆しゅっぽん」に乗せて自己紹介。そして「ドットアオゾラ」。
もともとはからあげを推すユニットだったのが、メンバーも入れ替えを経て、現在は「応援ユニット」になっている。
MCでは一人ずつ今応援しているものを。「就職活動」「新生活」などの定番に加えて、「ポップコーン」とか「二次元の作品を作る人」とかいうツッコミどころ満載なものもあった。
そして「今日は3.11。震災後に生きるすべての人にこの歌を送ります」というMCで、最新曲「今を生きる」を。
【MV】からっと「今を生きる」（Full ver.）＜期間限定＞ - YouTube
これは本当に素晴らしい曲。
後半は、カップリングの「ときめきマフラー」から「からっと☆晴れたね」。そして、最後の曲では、「虹色シャッフル」を。隣の人同士で「連結」する「虹色トレイン」の振付けのレクチャーもあり、会場を一つにした。
導入から最後の盛り上げまでよく練られたセトリ。MCもしっかりと台本がありながら、場の空気を捉えていた。初々しさの中に大いなるポテンシャルを感じさせるステージ。
告知では、3月29日の初ワンマンと、6月に出るアルバムの案内。現在のメンバーでの今後の活躍に期待が膨らんだ。
（からっと☆セトリ）
1 から☆コロ☆しゅっぽん(自己紹介入り)
2 ドットアオゾラ
3 今を生きる
4 ときめきマフラー
5 からっと☆晴れたね
6 虹色シャッフル
つりビット
チアの衣装で5人登場。いつ見ても凄い破壊力。まぶしい。
ネット配信のデビュー曲「スタートダッシュ!」、「はじめのキモチ」という2年前の曲を。その頃のつりビット現場には行っていなかったのだけれど、今のからっと☆くらいの雰囲気だったのかなと想像しつつ見ていた。
そして、釣りソング「Go!Go‼︎Fishing」と「FISH ISLAND」を2曲連続で。これはつりビットにしか歌えないやつ。それぞれ釣り対決で決めたセンターのさくちんとなっちゃんの色に合わせてサイリウムを振った。
終盤は、4月1日発売の「負けないガッツ」とCDデビュー曲の「真夏の天体観測」でトリを飾る。チアの衣装は最初は寒そうにも見えたが、ライブが終わるころには会場も熱気を帯びていて、ちょうどいい感じに見えた。
MCでは4月1日発売の新曲「負けないガッツ」と6月6日日比谷公園のフリーワンマンライブの告知。
これまでにワンマン３回を経験しているつりビットが、AKIBAカルチャーズのステージを縦横無尽に使ったもので、表情にも余裕があり、フレッシュさの中にも先輩としての風格を感じさせるものだった。
（つりビットセトリ）
1 スタートダッシュ!
2 はじめのキモチ
3 Go!Go‼︎Fishing
4 FISH ISLAND
5 負けないガッツ
6 真夏の天体観測
意味のある2マン
2マンにはいろいろなブッキングがある。昨年、個人的にベストと思ったのは、新宿ReNYでの「ドロシー × 女子流」だったし、AKIBAカルチャーズ劇場では「アイドルネッサンス × ハコイリ♡ムスメ」だった。
今日のブッキングも、清純派である以上に、楽曲派()である2組のユニットのカラーがよく似通っていて、相性が良い組み合わせだったと思う。
からあげ発祥のからっと☆がチキンなら、釣りユニットのつりビットはフィッシュ。
「チキン or フィッシュ？」と言われても、この食べ合わせの良さを知ってしまうと、これは両方食べたくなる。願わくは、不定期でいいので、また2マンをやってほしい。
特典会ではつりビット、からっと☆と握手。からっと☆とは、ワイドチェキも撮った。どう見ても先生と生徒だな。。。
