つりビット3rdワンマンライブ「つりの恩返しVol.3 〜今度は渋谷を釣り上げます♪〜」

つりビットの3rdワンマンライブは、前回までの表参道GROUDから渋谷duoに場所を移して行われた。

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入り口には、ソニーミュージックとファンクラブからのお花。

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客席には椅子が並べられ、ホールコンサートの趣。来場者数は300~400というところ。座席を確保し、スクリーンに映るMVを見ながら、開演を待つ。

オープニングアクトは、Kisspointの後輩のファーストきすぽからゆりんちゃんとめいかちゃんの二人組のユニット。物販のお手伝いでお馴染みのメンバーだが、「愛・おぼえていますか」を披露。イントロが始まると場内は総立ち。初々しいパフォーマンスに心が洗われた。

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そしていよいよつりビット。

大漁旗の衣裳でステージに現れる。さくちんが「行くよー!」と会場を煽ると、凄い勢いでハイテンションになる観客席。

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いきなり「真夏の天体観測」「スタートダッシュ!」「Go!Go‼︎Fishing」と、つりビットの代表曲とも言える名曲を三曲連続で。

MCでは、今日のライブにかける意気込みを一言加えて自己紹介。「踊ろよ、フィッシュ」に続いては、今年の釣りの目標を宣言。

あゆ:船酔いに弱いので、川釣りを頑張りたい
みずき:去年は行けなかったわかさぎ釣りに行きたい
あや:お父さんとイカ釣りに行きたい
さくら:太刀魚とチヌに挑戦したい
なつき:真鯛とシーバス(「釣りたい魚は真鯛です」と自己紹介するみずきから「取らないで~」の声)

次に、昨日初披露された「ひまなつり」を。サビの振付けには、志村けんの「変なおじさん」の踊りが取り入れられたユーモラスなナンバー。最後の「つりビットー!」とファンからのコールを入れるパートも出来ている。そして「寿司パラダイス」「FISH ISLAND」とフリコピが楽しい楽曲を連続で。本当に楽しい。

ここからは出し物タイム。

最初は、み-ちゃん、ちゃんあや、さくちんの3人でゲーム。3人のうち、苦いせんぐり茶を飲んだのが誰かを当てるとか、「イカチョコ」「ジンギスカンキャラメル」「たこやきキャラメル」を食べて食レポするとか、魚の名前を言う山手線ゲームで風船が割れた人が罰ゲームとか。

罰ゲームのみずきちゃんは、ヘリウムガスを吸って自己紹介をするっていうのだったけど、みーちゃんの声、全然変わらなくて、ヘリウムガス効かない疑惑(笑)

次に、あゆたん、なっちゃんの二人が、つりビットTeeを改造した衣裳を身に着けて登場し、少女時代の「I GOT A BOY」と安室奈美恵の「Supernatural Love」を踊る。つりビットのダンスとは全く違ったクールでセクシーなパフォーマンスを見せた。

個人的なハイライトは、みーちゃんが歌った「けいおん!」の「天使にふれたよ」のサビ。みーちゃんにはいつかアニソンカバーを聴かせてほしいな。。。

こういう出し物って、ともすると茶番になったり中途半端になったりしがちだけど、つりビットの場合には、本当にやり切っていて、バラエティとしても楽しめるし、クールダンスはそれだけでステージが成立するほど。「ああ、正統派アイドルってこういう風に幅が広かったな」ということを思い出させてくれた。

全員が白と赤のアイドルっぽい衣裳に着替えると、ステージは終盤に。

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初披露の「ムーンライトキッス」でしっとりとしたラブソングを聴かせると、続けて「ラムネ色のスケッチ」。思春期の輝きを掬い取ったような素晴らしい楽曲の連続に涙した。そして、つりビットのメンバーのステージでの輝きもまぶしいくらい。

最後に「恋愛戦線異常あり」で、「大好き、大好き、君が好き」のサビに「\オレモー!/」で沸いて会場の盛り上がりは最高潮へ。

興奮の収まらないところにアンコールが起き、「バニラな空」と「WATER DRIVE」。さらに、ダブルアンコールで「真夏の天体観測〜Next Summer Edition」を。

4月1日には、新曲「負けないガッツ〜いつか世界を釣り上げます〜」がリリースされるという告知があり、「エイプリルフールの日だけど、嘘じゃないよ!」というMC。そして、6月6日には、日比谷野音・小音楽堂でフリーライブ「ガッ釣りだよ!全員集合!」を行うので、家族や友達を連れて観に来てほしいとの告知。これは行くしかない。


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つりビットの3rdワンマン、メンバーや運営スタッフの努力と情熱の賜物だろうが「この時間がずっと続いて欲しい」と思わせるライブ。聴けば聴くほど心に染みる楽曲の良さ、「聴くところでは聴き、沸くところでは沸く」というファンのマナーの良さ。幸せの余韻にずっと浸っていたいと思わせた。

2ndワンマンでは、2回回しとは言え、アンコール込みで11曲だったのが今回は13曲。

つりビットは着実に実力を高めているし、表現の幅も広がっている。そして、釣りとアイドル活動を両立させる中で、5人の絆が深まり、チームワークが良くなっているのが、はっきりと感じられる。

今年、大いに躍進することが期待されるところで、これからも目を離さずに応援して行きたい。「いつか世界を釣り上げる」その日まで。

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(セットリスト)

1.真夏の天体観測
2.スタートダッシュ!
3.Go!Go‼︎Fishing
MC
4.踊ろよ、フィッシュ
MC
5.ひまなつり
6.寿司パラダイス
7.FISH ISLAND
(出し物〜ゲーム・ダンス・クイズ)
8.ムーンライトキッス
9.ラムネ色のスケッチ
10.恋愛戦線異常あり
(アンコール)
en1.バニラな空
en2.WATER DRIVE
(ダブルアンコール)
en3.真夏の天体観測〜Next Summer Edition