安藤サクラがブルーリボン賞を受賞

安藤サクラが第55回のブルーリボン賞を受賞した。

サンケイスポーツなど在京スポーツ7紙の映画記者が選ぶ「第55回ブルーリボン賞」が29日、決定した。在日朝鮮人家族の絆を描いた「かぞくのくに」が3冠を獲得。主演女優賞の安藤サクラ(26)は、第37回で主演賞に輝いた俳優の父、奥田瑛二(62)に続いて親子2代受賞を果たし、「両親から『一番すごい賞』と聞いていました」と声を弾ませ、喜んだ。主演男優賞には阿部寛(48)が選ばれた。

「親子2代」というあたりに「七光り」的な揶揄も読み取れてしまう。だが、他ならぬ彼女自身がそういう視線は十分に感じているだろう。そこに、あっけらかんと「両親から『一番すごい賞』と聞いていました」と言ってしまうところに、強さを感じる。

これからも活躍が期待される女優だと思う。