もしかしたら、カアリイは幻想なのかもしれない―『KaRLY』

『KaRLY』とはどんなアルバムか。全17曲。64ページ写真集。カアリイという女の子。実在するのか架空の存在なのか分からない女の子。セルジュ・ゲンズブールのような音楽。フランス映画のようなストーリー。高揚感と倦怠感。出会いと別れ。生と死。

発売当時のready-madeの紹介文にはこう書いてある。

このアルバムを聴いて、あなたも思い浮かべるかもしれない。
あなたの人生に、たった一晩だけあらわれて、
幸運にも寝てくれた美しい女の子のことを。

もしかしたら、カアリイは幻想なのかもしれない。たった一晩だけあらわれた。そして、突然消えてしまうかもしれない。まるで猫のように。

カアリイの存在を確かなものにしたくて、僕は彼女にサインを頼んだ。『KaRLY』の写真集で一番好きなページに。

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クールなカアリイ。横にパンダ。そして、手にはネギ―

僕はこう言おう。

カアリイ、あなたって本当にいけない子ね」(CV:池田昌子

カアリイ (写真集付)

カアリイ (写真集付)