2013年を振り返る

2013年、Negiccoのパフォーマンスには目を見張るものがあった。他にも新しいものが出てきて、かなり大ざっぱにまとめてしまうと「面白い年になった」と思う。

〇ベストアルバム
Negicco『Melody Palette』
収録されている楽曲の一つ一つのクオリティが高くだけでなく、アルバムとしての統一感も備えている。いくら聴きこんでも飽きないのは、アイドル性とアーティスト性を両立しているからだろう。
Negicco"Melody Palette"―届かないくらい遠くにいるのか、それともすごく近くにいるのか - SHARPのアンシャープ日記

〇ベストライブ
Negicco「10周年ワンマンライブ!」(新潟テルサ
東京ではNegiccoのライブに何度行ったか分からないが、この10周年ワンマンは新潟という彼女達のホームで開催され、老若男女が集う格別のライブ。今後の飛躍を確信させるパフォーマンスだった。
Negicco10周年ワンマンライブ!@新潟テルサ - SHARPのアンシャープ日記

〇ベストイベント
「Hello! books」(おけさど出版)
佐渡の大滝楽舎で開催されたイベント。「Olive」の元編集長遠山こずえさんと元副編集長S氏の対談や、高橋ピエールさんのギター演奏など盛りだくさん。川島小鳥さんと成海璃子さんにも会えた。Hello! booksに行っていた - SHARPのアンシャープ日記

〇ベスト映画
パシフィック・リム』(ギレルモ・デル・トロ監督)
「売れそうなものを作る」というマーケティング優先のご時世に、「自分が見たいものを作る」という信念を貫いて「怪獣対巨大ロボット」の傑作を生み出したことに、手放しで賞賛せざるを得ない。
オタクにはこの夏の最高傑作―『パシフィック・リム』 - SHARPのアンシャープ日記

〇ベスト展覧会
フランシス・ベーコン展(東京国立近代美術館
ロンドンのテートモダンではおなじみのフランシス・ベーコンも、アジアでの個人展覧会は今回が初めて。万人に薦められないにせよ、心を揺さぶる彼の作品を見ることができる貴重な機会だった。
フランシス・ベーコン展@東京国立近代美術館 - SHARPのアンシャープ日記

〇ベストミュージカル
レ・ミゼラブル』(帝国劇場)
東京への凱旋公演だけあって、キャストの呼吸が絶妙に合っていた。主要人物はもちろん、アンサンブルまでがパワフル。舞台奥に背景の映像を投射する手法を用いて臨場感が演出されていた。
レ・ミゼラブル@帝国劇場 - SHARPのアンシャープ日記

〇ベストアニメ
PSYCHO-PASS サイコパス』(塩谷直義監督)
「1984」「マトリックス」「マイノリティリポート」のような灰色の未来(管理社会)の中で、人間の自由とは何かを問うた作品。脚本は虚渕玄だが、重苦しい絶望の中に確かな希望を描いてくれた。
寝不足の三月になりそう―『PSYCHO-PASS サイコパス』また神回 - SHARPのアンシャープ日記

〇ベストコミック
西炯子『姉の結婚』
40歳で、未婚で、職業人で、自立してる主人公が、イケメン医師に振り回される展開かと思いきや…。3巻くらいまでは早めに完結するように見えたがまだまだ続きそう。
未婚のプロまっしぐら―『姉の結婚(6)』 - SHARPのアンシャープ日記

〇ベスト写真集
本田翼『ほんだらけ』(佐内正史撮影)
布団にくるまったままコミックに埋もれていたり、「鋼の錬金術師」や「エウレカセブン」のコスプレをしていたり、セーラー服で食パンくわえてダッシュしてたりする本田翼の写真集はこちらです。
偏愛が凄い―本田翼「ほんだらけ」 - SHARPのアンシャープ日記