『シン・ウルトラマン』を観てきた。
ウルトラマンとして「コレジャナイ」感は微塵もない再現がされていることに感動。
そして、単なる懐古に止まらない21世紀の世界観とヒーロー像としてアップデートされていた。
人間とは違う異星人感を醸し出していた斎藤工、山本耕史の熱演が光っていたが、各所で絶賛されてる有岡大貴、マジでリアリティある演技派だった。
日本アカデミー賞で助演男優賞ノミネートされてもいいレベルではと思ってしまった。
長澤まさみの使い方、見せ方などところどころで昭和のおっさんのセンスが残っててそこは目をつぶった。
同人の特撮映画なら全然気にならないが、メジャー作品としてはやはりいらないノイズだったと思う。
とはいえ、全体としては古典的名作をリスペクトして最新の技術で日本を代表する特撮映画を撮るというオタク熱が凄い良作と思う。