今さら当たり前のことだけど、sora tob sakanaといえば、楽曲派。

sora tob sakana/flash アーティスト盤 (2枚組)
- アーティスト: sora tob sakana
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2019/11/13
- メディア: CD
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メンバーみんなかわいいけれども、そういう「かわいさ」「アイドル性」だけでなく、良質な楽曲をどんどん追加して世界観を広げ、VJも駆使したり生バンドを従えたりするクオリティの高いライブで勝負している。
ということで、楽曲派()を自称する僕は、sora tob sakanaの新作「flash」の発売イベントに足を運んできた。
曲がいいからね!!
今日の会場は、キラリナ京王吉祥寺の屋上。
天気は晴れ。
最高のロケーション。
そして、セトリは寺口夏花プロデュース。
こんなの行くに決まっているでしょ?!
行かないでどうする?!
この日は、高輪ゲートウェイ駅の集中工事のため、JR東日本の山手線、京浜東北線が大規模な運休をしていた。
そんなことでくじけてはいけない。
こういう日はJRを回避し、私鉄を活用する。
これが楽曲派()のライフハック。
オサカナのライブを見るために!!!
ということで、タワレコ吉祥寺に間違って行ってしまって時間をロスしつつ、なんとか30分前にたどり着いた京王吉祥寺屋上。
アーティスト版CDを購入して、得点券を2枚ゲット。
楽曲派()だから、特典会にも真剣だ。
そして、優先入場券・・・
タワレコ店員「優先入場券はもうありません」
嘘だろ?
オサカナ、売れた?
仕方ない。
好きなアイドルが売れて遠くに行くのを見守るのも楽曲派()の務め。
あれ、なんか涙が・・・・
涙が俺の顔面のピエロメイクを剥がして行く・・・・
と『JOKER』モードになりかけていたところに、券を持っている友人が救いの手を差し伸べてくれた。
ありがとう。
これで今日も平穏に生きていけるよ。
という感じで、爽やかな青空の下、200人くらいの観客を集めてsora tob sakanaのライブがスタート。
おなじみのOverture「whale song」のクラップから、今日のセトリ考案者である寺口夏花の「sora tob sakana始めます」の声でスタート。
一曲目は、真っ青な青空の下、爽やかなサウンドの「Brand New Blue」。
ここは・・・
スカイステージか?
ってくらいもういきなりフェス感出てくる。
昼の野外で見るオサカナは最高だぜ。
次の曲は、なんと「秘密」。
全然予想していなかったけれども、野外で観客のクラップが空に広がって行くこの感じ。
いいね!
寺口がこのセトリにどういう意味を込めたのか。
気になる。
どんなメッセージを込めたのか。
教えてくれ。
解説してくれ。
自己紹介に続いてMCが始まる。
寺口「今日のセトリは私が考えました!」
僕「パチパチパチパチ(さて・・・?!)」
寺口「特に意味とかはなくて、ただ自分の好きな曲を入れたっていうね」
神﨑「そうなんだ〜」
寺口「でも聴いてて好きな曲でも、自分たちでやるとまた違うよねって。思った」
<意味>なんてものに縛られない寺口夏花は天才!それでも神セトリを構築しちゃうんだから!
後半は、新曲の「flash」。
寺口のソロで始まるこの曲は外せない。
アニメ「ハイスコアガールII」のOP曲ということで、アニメ感あるし、もともとオサカナが持っている<物語>感とか、<虚構>感もある。
イイキョク!
2019年のアイドル楽曲大賞でも上位に行くだろうな。
楽曲派()だからそんなことを考えつつ、最後の曲を待つ。
最後は、「World Fragment」。
歌詞に「空飛ぶ魚」というフレーズが入っていながらも、なかなか聴けないレアな曲。
メンバーの顔の表情や振り付けのニュアンスを間近で見ることができて、この曲が一気に好きになった。
やっぱり、オサカナは曲がいい!
楽曲派()として、今日のライブは楽しいものだった、寺口セトリは素晴らしかった、と総括したい。
終演後、手元に特典券が2枚あったので、今日のセトリの考案者である寺口夏花ちゃんのところへ。
オサカナは、曲もいいけど、チェキも楽しいね!
しばらく楽曲派()をやめられそうにない。
そんな昼下がりだった。
(セットリスト)
0 whale song (寺口夏花)
1 Brand New Blue
2 秘密
MC自己紹介
3 flash
4 World Fragment