叶わない夢なんて誰が言ったんだろう
諦めない。あぁ言葉を胸に
(GALETTe 古森結衣作詞曲「明日へ」)
2013年に結成されたGALETTeは、事務所のアイドル事業撤退のため、この日がファイナルライブとなった。
会場は新宿ReNY。
平日夜にもかかわらず多くのファンが駆けつけ、前売りはソールドアウト。若干の当日券も出たようだがReNYはパンパン。お花もたくさん。
開演時間。
スクリーンには、GALETTeと親交のあったアイドルからのビデオレターが映し出される。
CANDY GO! GO!、そしてベイビーレイズJAPAN。
そして開演。
おなじみのブルーの衣装でステージに登場したメンバーは、「Believe」でライブをスタートさせる。
去年の8月に、新体制を発表したライブで初披露された楽曲。
ノンストップで「She is WANNABE!」「LET ME DANCE」「SELFISH PARTY」「air summer」「Upbeat People」を披露。
いつものライブと変わらぬ明るい笑顔に、今日がファイナルだということを忘れそうになるくらい。
メンバーがいったん舞台袖に退出すると、スクリーンにはまなみのりさとOS☆Uからのメッセージ動画が映し出される。
メンバーが再度登場し、自己紹介に続いて「Brand New-Style」「ダンスフロア☆フィーバー」「Neo Disco」といった名曲を連発。
僕がGALETTe現場に最初に行ったのは2014年2月15日のタワレコ新宿だったんだけど、そこで最初に聞いたのが「Neo Disco」だった。実に感慨深い。
今日が最後になるという思いで一曲一曲かみしめるようにライブを味わる。
チルアウトな「BEAUTIFUL LOVE WORLD」と「ナチュラルスウィートな空気」、そして夢に向かう姿がシンクロする「JUMP! for a dream」、「Pink Cotton Flower」。ここまで7曲連続での披露。何のギミックもない、実にGALETTeらしいステージ。
ここで、またビデオレターが挟まれ、スルースキルズ、WHY@DOLL、nanoRiderからの言葉が届られる。"終わり"が近づいていくのを感じさせながら。
最後のブロック。
ライブが終わりに近づくのを惜しむようなメンバーのMCに続いて、「BRING IT ON」、壮大なバラードの「至上の愛」、そして古森結衣作詞の楽曲(後日「明日へ」と発表された)。
叶わない夢なんて誰が言ったんだろう
諦めない。あぁ言葉を胸に
作詞した古森だけでなく、この空間にいたものすべての胸に去来するものが多すぎて、ステージの上で号泣するメンバー。
気丈に明るく振舞ってきたが、ここで思いが爆発したよう。
続く、「Candy Pop」ではキャンディではなくサインボール投げ。僕もういたんのボールをゲット。
そしていよいよ最後の曲。現メンバーでリリースした「ソニックファイター」。
スクリーンの「Dancing Dolls」「Doll☆Elements」からのメッセージが流れ終わると、アンコール。
今日2回目の「She is WANNABE!」そして「G」。
ダブルアンコールで登場したメンバーは一人ずつ思いの丈を述べると最後に「じゃじゃ馬と呼ばないで」を歌う。サイリウムに包まれるように。
この「じゃじゃ馬と呼ばないで」がGALETTe最後の曲になった。
僕にとっても最初に行ったリリイベで、一番想い出深い曲。
ののこが最後のMCで解説したように、赤い風船のGALETTeは、矢が当たって割れてしまった。
でも、4人のメンバーは感謝の気持ちを忘れず、それぞれの道に進んでいく。
今度こそそこで夢を叶えてほしい。そう願わずにはいられない。
ういたん、いままでありがとう。また会える日を楽しみにしているよ。
(セットリスト)
1 Believe
2 She is WANNABE!
3 LET ME DANCE
4 SELFISH PARTY
5 air summer
6 Upbeat People
7 Brand New-Style
8 ダンスフロア☆フィーバー
9 Neo Disco
10 BEAUTIFUL LOVE WORLD
11 ナチュラルスウィートな空気
12 JUMP! for a dream
13 Pink Cotton Flower
14 BRING IT ON
15 至上の愛
16 明日へ
17 Candy Pop
18 ソニックファイター
(アンコール)
en1 She is WANNABE!
en2 G
(ダブルアンコール)
en3 じゃじゃ馬と呼ばないで