『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1』

ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1』を観に行った。以下軽くネタバレ。

公式サイト:ハリー・ポッターと死の秘宝

長大な最終巻の前編として24章までをほぼ描いた格好。原作に忠実によくまとまっていた。だが、もはや「一見さんお断り」のシリーズになっていて、この映画単体で面白いと感じられるかどうかは微妙。相変わらずハリーが大切にしている存在は失われるし、敵であるヴォルデモートは力をつける一方。Part1だけでカタルシスを得ることは難しいと思う。

感想をアットランダムに。まずハリーの脱ぎっぷりに驚く。『吟遊詩人ビードルの物語』の影絵風アニメよかった。ヴォルデモートはいい、スネイプをもっと写せ、スネイプを。ルーナかわいいよルーナ。ネヴィル、台詞一言だったけど決まったね。そして、ドビー!! 「次回予告」ないのか。全体的に3Dっぽいカットが多かった。

気になったところ。ハリーとハーマイオニーのダンス、映画オリジナルだけど、あれ必要だったかな。ダドリーとの別れで会話なしは寂しい。ダンブルドアの過去の話はもうちょっと出してもいいのでは。前作よりも映像美という点ではちょっと後退したか。

3時間くらいの大作になりそうだが、早くPart2が観たい。それにしても来年7月までお預けっていうのは長すぎる。3D用に編集したり、BD/DVDの販売を挟むにしても。もしかして、「夏休み映画」狙い?