少年エースでもヤングエースでもない。泣く子も黙る「Cut」だ。しかもマリ。しかもピンクプラグスーツ。やはりエヴァは貞本絵に限る。そして、マリのプラグスーツはピンクに限る。
鶴巻監督のロングインタビューはもちろん、声優へのインタビューも坂本真綾、緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、三石琴乃という完璧なラインアップ! そして、貞本義行のイラストとインタビュー。今回の新しいヱヴァの製作と貞本の微妙な距離感が分かって面白い。他にもカラー見開きイラストは、松原秀典、鶴巻和哉、平松禎史、本田雄というこれまた豪華キャスト。アニメ雑誌でもここまでのものは見たことがない。
ヱヴァ関連の記事はすべて「Cut」編集の小柳大輔の名前がクレジットされている。ここまでやりたいようにやるのはお見事。他の雑誌ではなかなか真似できないだろう。
そして「Cut」がここまでヱヴァを取り上げた事実をもって、新たな「ヱヴァブーム」が始まったと宣言したい。「セカンドインパクト」は引き起こされた、と。
(PHOTO: シャープ, CAMERA: RICOH GR DIGITAL)
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