次期Windowsは「7」

Windowsの名前などどうでもいいと思う人が大半だと思うが、はっきり言って「Vista」は独りよがりだったと思う。マスコミが発売日に騒いだだけで、ネーミングで革新性を訴求した割りには売れなかった。

だから、今回Microsoftが変な名前を付けることを止めて、シンプルにコードネームの「7」をそのまま正式名称にしたたのは賢明なように思われる。ソフトは中身で勝負。特にOSの場合にはなおさらそうだ。

それでも発売日には「徹夜で並ぶ人にインタビュー」したりするのだろうか。

コードネームそのまま――「Windows 7」、正式名称に決定

開発者会議で配布予定の次期Windowsは、コードネームがそのまま正式名称に採用されることに決まった。
米MicrosoftはWindows OSのVistaに次ぐメジャーリリースの名称を「Windows 7」に決定した。これまで次期主力OSは「Windows 7」というコードネームで呼ばれていたが、それが正式名称としても使われることが、Windows Vista公式ブログで明かされた。
Windows 7はMicrosoftの開発者向けカンファレンスであるPDCおよびWinHECの参加者に、デベロッパー専用リリースとして配布される予定。
同ブログによれば、MicrosoftがOSでコードネームをそのまま製品名に使うのはこれが初めてという。
Windows 7という名称に決めた理由は、「シンプルさ」にあると同ブログは説明。毎年リリースするわけではないのでWindows 95Windows 98Windows 2000のように年を製品名に使えないこと、XPやVistaのように「抱負」がこめられたものではなく、Vistaを継承し洗練させながら進化していくため、こうした名称も使いたくないことを考慮。Windowsとして7番目のリリースなので「Windows 7」とするのが妥当との結論に至ったという。
コードネームそのまま――「Windows 7」、正式名称に決定 - ITmedia ニュース