眼鏡の次はこれ〜『新・萌えるヘッドホン読本』

眼鏡っ娘の次は、ヘッドホン娘が来る。かも。

新・萌えるヘッドホン読本

新・萌えるヘッドホン読本

中野のFUJIYA AVIC界隈に出入りしている人は、オオツカマヒロ(公式サイト:otakubeam atmark)の描く「春のヘッドホン祭」のこのポスターを知っているかもしれない。

伝説となっている岩井喬の同人誌『萌えるヘッドホン読本』を商業誌にしたもの。だから冠に「新」。内容は、オールカラー見開き2ページでヘッドホン1機種を紹介していく構成。左に挿絵、右に解説記事。

挿絵はいろいろなイラストレーターによる萌え絵(クオリティがまちまちなのが残念)。

解説は複数のジャンルのアルバムを視聴した上でレーダーチャートで採点したものであり、とても硬派。アルバムはXTCスティーリー・ダンに混じって中川翔子とか坂本真綾が入っていて、本書のターゲットとするユーザーに対応している。取り上げているヘッドホンも、SONY、audio-technicaBOSE等の定番もあるが、KOSSAKGSENNHEISER等のヘッドホンヲタ向けのものも多数掲載。高いけどね。

密閉型ヘッドホンで他人に迷惑をかけないように音楽を聞きながら、美少女イラストに萌えつつ、秋葉原や中野で買い物をするというのが、ヲタの正しい姿だと信じる。そんな僕のヘッドホンは、ノイズキャンセリングのaudio-technica ATH-ANC7。

それにしても沼田元氣伯父さんの「スーベニール手帖」シリーズといい、白夜書房(公式サイト:白夜書房 ホーム)は侮れない。