『灼眼のシャナVI』を読んだ。"VI"の特徴は、このシリーズの目玉である「派手な戦闘場面」がないこと。その代わりに、悠二をめぐるシャナvs吉田一美の「女の戦い」が繰り広げられている。
- 作者: 高橋弥七郎,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2004/02
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (115件) を見る
派手な殺陣を求める読者には物足りないかもしれないが、高校生活を中心としたストーリーは、シャナの世界に奥行きを加えているように思う。しかし、吉田さんまでフレイムヘイズと無縁でいられないとは、なんとも不憫だ。
『電撃大王』の来月の付録である「スク水・ツインテールバージョン」の出所は、この巻の冒頭の場面だと思われる。胸の小ささにコンプレックスを感じるシャナに萌え。