パナソニックのデジタル一眼レフ登場

パナソニックから満を持して、デジタル一眼レフDMC-L1が発表された。ノンダスト、ライブビューという特徴からして、同じフォーサーズ規格のオリンパスのEシリーズに近い。

同時に発売されたレンズは、ライカDバリオ・エルマリート14-50mm/F2.8-3.5 ASPH.だけで、一般的なデジタル一眼レフ用のズームレンズのスペックに近いが、パナソニックがコンパクトカメラで培った光学式のジャイロ手ぶれ防止機構を備えている。

このようなレンズにも「ライカ」の冠を付けるパナソニックの姿勢には疑問を感じるが、ソニーが「カールツァイス」ブランドを利用して売上を伸ばしたことを思えば、名門ブランドの名前によってイメージを高めるという戦略には、それなりの妥当性があるのだろうと思う。

しかし、「一眼レフ」を標榜していながらレンジファインダーのようなデザインにしている点、ボディに対して標準ズームレンズが大きすぎる点は、個人的にはちょっとどうかと思う。もちろん、これは趣味の問題だけれど。