iPodをストレージに

デジカメの高画素化に伴い、メモリも大容量のものが必要になっている。メインカメラはずっとキヤノンなので、コンパクトフラッシュ(CF)が8枚、合計で4Gくらいあり、EOS系を使っている限りはあまり困ることはない。

しかし、サブカメラで使っているRICOHCaplio RXの方は、300画素ということもあって、256MBのSDカード一枚でまず十分な状況なのだが、800万画素のROCOH GR Digitalを買うとなると、より大容量のSDカードが必要になる。これはメディアの二重投資となり、出費も馬鹿にならず、実に頭が痛い。

そこで、iPodの出番ですよ。

現在、20GのiPod photoを持っているが、メモリの空き容量が14G以上あり、これをストレージとして使わない手はない。ということで、いろいろと検索したところ、こんなものを見つけた。

ネットで評判を総合すると、メリットは小さくて安価だというところ。一方、デメリットは、転送速度が遅く、iPod本体のバッテリーを激しく消費するらしいというところ。遅いというのがどれくらいかというと、どうやら1G分のデータを転送するのに30分とか、そのくらいのようだ(なお、バッテリーの消費については、個体差や条件の違うもあるだろうし、主観的な部分も大きいようなので判断できず)。

逆にいえば、時間があって、電源も取れる環境であれば、十分に有用なアクセサリーと言えそうだ。たとえば、ちょっとした撮影ロケに行って、外で写真を取りまくって、クルマとか部屋に戻ってからデータを転送しつつ充電、などということをするには、まず問題なさそう。

といいつつ、3,250円とiPodの関連商品としては比較的リーズナブルな値段ということもあり、こんな文章をうだうだと書いているヒマがあったら、とりあえず買ってみるべきか。