@Suncafe @AKIBAカルチャーズ劇場新人公演vol.1

去年のAKIBAカルチャーズ劇場新人公演で、一番感動をもらったのは、サンミュージックの*Sunshine*だった。

初々しさを持ちながらも、回を重ねるごとにぐんぐんと成長していったユニット。

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だが、*Sunshine*は、優勝争いに絡むには至らなかった。

考えられるのは、楽曲が渋谷系カバー中心だった、衣装がデニムのボトムスというところか。

いわゆる「アイドルらしさ」とは少し違ったところにいたのだが、そこがわかりにくかったのかもしれない。

ならば、というわけではないかもしれないが、今年のサンミュージックは、去年の*Sunshine*の石上まひなをプロデューサー兼任にして、「王道アイドル」として@Suncafeを送り出してきた。

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コンセプトは、「放課後の女の子たちの戯れを覗いているようなほんわかした王道可愛い公演」。

衣装は学校の制服風。そして楽曲は…

その楽曲が今日の公演で明らかになった。

ゲネプロで披露した「学園天国」(フィンガー5)に続いて、懐かしい「デリケートに好きして」(太田貴子)。

次にシンデレラ曲は「週末シンデレラ」(竹達彩奈)。

「アイドルのすゝめ」(日笠陽子)では、なんと、ステージから降りて、中央通路を花道として使ってファンにレスを送るパフォーマンス。

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「メンバーのことをもっと知ってほしい」ということで、他己紹介クイズから、特技の披露へ。

特技は、ひなのちゃんがバトン、愛咲ちゃんが暗算、凜華ちゃんがギター、まひなちゃんが新体操(リボン)。ということで、それぞれ舞台で披露。

凜華ちゃんが「ギターを弾くことです。いま弾いてもいいですか?」「みなさんも知ってる曲だと思います。良かったら一緒に歌ってください」と期待を上げて披露した曲は、『神田川』。渋いな。渋い。

ライブ終盤は「夕暮れ 恋の時間」(スマイレージ)、そしてラストは「大好きだ 何度でも〜夢のしっぽ〜」(さんみゅ〜)。

ラストの曲では、場内に大きなコールが起きた。初回としては大成功じゃないのかな。

@Suncafeのライブの雰囲気は、去年の*Sunshine*に通じるような幸せな気分を味わえた。


特に1年ぶりにステージで見るまひなちゃんの成長が著しくて眩しかった。まひなのまひな…ってそこだけじゃなく、エンターテイナーとしてのアイドルが持つべき要素をしっかりと身につけてチームを作っている感じ。

アイドルに「心洗われる」ことを求めるなら、@Suncafe最有力かもしれない。

このお花とか、家族の絆、家族に愛情を感じさせてくれた。

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この温かさこそまさに@Suncafeならでは。


(セットリスト)

1 学園天国/フィンガー5
2 デリケートに好きして/太田貴子
3 週末シンデレラ/竹達彩奈
4 アイドルのすゝめ/日笠陽子
5 夕暮れ 恋の時間/スマイレージ
6 大好きだ 何度でも〜夢のしっぽ〜/さんみゅ〜

ハコイリ♡ムスメ水曜定期公演「Respect for おニャン子クラブ」@AKIBAカルチャーズ劇場

アイドルソングのカバーとオリジナル曲のバランスを取りながら着実にレパートリーを増やしているハコムスことハコイリ♡ムスメ。

今日は「Respect for おニャン子クラブ」と題された公演。文字通り「おニャン子クラブ」のカバー曲のみでのライブ。

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9人のメンバーがギンガムチェックのワンピース衣装で登場。

「ホワイトラビットからのメッセージ」(渡辺満里奈)、「ロマンスは偶然のしわざ」(新田恵利)、「Winterスプリング、Summerフォール」(渡辺美奈代)と、おニャン子クラブからソロデビューしたメンバーの楽曲を順に披露。

そして、渡辺美奈代からのビデオレターがスクリーンに映し出される。ハコムスへのメッセージの他に、活動30周年を記念したCDのリリースとワンマンライブの告知も。

続いては、個別ユニットによるメドレー。

菅沼・神岡のJK1コンビによる爽やかな「落ち葉のクレシェンド」(河合その子)、鉄戸・阿部によるしっとりした「テンダー・レイン」(高井麻巳子)、吉田・井上の年少コンビの「猫舌ごころも恋のうち」(うしろゆびさされ組)、小松・我妻・星による「深呼吸して」。

「深呼吸して」では、3月に卒業した内山のパートをしっかりとこなした星の成長が光った。

この曲凄く好きなんだけど、リードボーカルを取るこまっちゃんの卒業がこの週末に予定されていて、卒業したら誰が跡を継ぐんだろうと思ってしまった。

続いては、おニャン子クラブの基本データを紹介するコーナー。

仕切っていたぽにょのMC力の高さが光った。

メンバーも見て、客席も見て、アドリブも入れながら盛り上げて、最後にしっかりとまとめている。
ハコムスのMC関しては、機転の効くかれんちゃんが最高っていままで勝手に思っていたけど、今はぽにょ&かれんが2トップだね。

ここからは全員揃って「アンブレラ・エンジェル」。

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圧巻のフォーメーションなんだけれども、その中でも吉田万葉ちゃんの表現力が目に付く。

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終演後に「楽曲派()なのに万葉ちゃんなんですか?」ってまじまじと聞かれたんだけど、楽曲派()だからこそ吉田万葉だと声を大にして言いたい!

歌、表情、ダンス、MC…全てが楽曲派()だった。

エンディングは「夏休みは終わらない」からの「真っ赤な自転車」でライブ終了。

オリジナルの「おニャン子クラブ」のライブって一度も見たことがなかったので、こうやって疑似的に追体験できるのはいいね。

今後は、8/3(水)Respect for CoCo、9/14(水)Respect for ribbon&Qlair、9/28(水)ハコイリ♡ムスメオリジナル曲公演の予定。

終演後の特典会では吉田万葉ちゃんと2ショットチェキ。

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「万葉のポーズで撮ろう? 葉っぱの妖精だから葉っぱのポーズね」ということで。かわいい。っていうか、顔小さっ!

今のハコムスでは、「吉田万葉+井上姫月=最強」だと思っている。

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「今日、万葉ちゃんばっかり見ていたよ」と言ったら、笑顔で「また万葉を見に来てね!」との答えが返ってきた。

これはまた行くしかないね。


(セットリスト)

1 ホワイトラビットからのメッセージ
2 ロマンスは偶然のしわざ
3 Winterスプリング、Summerフォール
4* 落ち葉のクレシェンド(菅沼、神岡)
5* テンダー・レイン(鉄戸、阿部)
6* 猫舌ごころも恋のうち(吉田、井上)
7* 深呼吸して(小松、我妻、星)
8 アンブレラ・エンジェル
9 夏休みは終わらない
10 真っ赤な自転車
(*メドレー)