『グレイテスト・ショーマン』(2017年、アメリカ)

グレイテスト・ショーマン』を観に六本木ヒルズのTOHOシネマズへ。

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ここのSCREEN7は、スクリーンは通常比20%増しのTCX、音響はパワフルなDOLBY ATOMOS。

ミュージカル映画を見るには最適とも言える環境。

ストーリーは、19世紀に実在した米国の興行師P・T・バーナムの半生を描いたもの。

とは言っても、幼少時代からあっという間に大人になり結婚するし、事業を立ち上げてからの拡大もスピーディー。

「芝居小屋」を経営するという点で、NHK朝ドラの『わろてんか』との類似を感じさせるプロットも。

主演のヒュー・ジャックマンは、体躯にも恵まれ、かつて『レ・ミゼラブル』で実力を示した歌唱も健在、そしてハングリー精神に裏打ちさせたポジティブな主人公を演じきった(モデルとなったバーナムを相当美化した感はあり)。

ビジネスパートナーとなる上流階級出身の若きフィリップ・カーライルを『ハイスクール・ミュージカル』で有名なザック・エフロンが好演。

ネタバレを避けつつ書けば、絵に描いたような「起承転結」のストーリーを、1時間45分に凝縮して詰め込んだ佳作。

音楽は『ラ・ラ・ランド』と同じ作家陣が手がけていて、要所要所でソロ、デュエット、アンサンブルと使い分けた演出が光る。

ちょっと美化しすぎでは、とか、人物に深みが少ないのでは、とか、映画ヲタク的には物足りなさを感じさせるところがないでもないが、パワフルな歌を中心に物語がぐいぐい進んでいくのは、ブロードウェイミュージカルを思い出させる熱量があった。

余談だけど、ほぼ満席の場内の僕の左右の空席に分かれてカップルが座ろうとしたので、隣になれるよう席を交換した。確かに「デートムービー」にも向いてる作品だと思う。

HASEO個展「RED」@富士フィルムX gallery(東京ミッドタウン)

HASEOさんの個展を観に、六本木の富士フィルムX galleryへ。

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今回は「RED」の名の通り、全て「赤」がテーマになったもの。

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特に印象的だったのは、ひな人形のように赤の段の上にモデルさんを配置した作品。

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これだけ一度に見せられると「圧巻」という他はない。


「赤」も鮮やかで深みがあるという感じの色合いで、HASEOさんのイマジネーションあってこそだと思うが、それを美しいプリントにできるXシリーズ、富士フィルムも凄いと思った。

ハコムス野外音楽会@飯田橋ラムラ区境ホール

新年度初のハコイリ♡ムスメの野外音楽会。

観覧無料で、見やすく、季節感もある良イベ。

ここ飯田橋ラムラでの開催の時は、アクセスがよくて「回しやすい」ということもあって、初めて見るという人も来やすい。

今日も、第一部・第二部とも、初めて見るという友人たちが来てくれた。

第一部(12:00)

第一部は、2017年春衣装。

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寺島和花・塩野虹・戸羽望実の4期生が入って最初に着た衣装。

そして4期生が入って最初に歌った「色・ホワイトブレンド」(中山美穂)でライブスタート。

自己紹介に続いて、「陽春のパッセージ」(田中陽子)、「モナリザのいたずら」(ゆうゆ)。

春夏秋冬、季節は巡って、そしてまた春がきた。

最後は、「はんぶん不思議」(CoCo)、「旅をつなげて」(ハコイリ♡ムスメ)。

新しい年度に入って、また「旅」をつなげていくハコムスの姿を見ることができた。

終演後に初めて観に来た友人と話すと「ゆうゆが聞けてよかった、癒された」と。

僕は「モナリザのいたずら」はハコムス経由で知って「こんな曲もあるんだ」と思っていたけれど、リアルタイムでファンだった友人には感慨もひとしおだったみたい。

ハコムスは「青春の音符たち」というタイトルのカバーアルバムを出しているけれど、見る人・聞く人の数だけそれぞれの青春があるんだなと思った。当たり前けど。

特典会では、4期生の戸羽望実ちゃんを撮影。

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このところ、美しく花を咲かせていくような成長を感じさせてくれて、目が離せない。

(セットリスト)

1 色・ホワイトブレンド/中山美穂
MC
2 陽春のパッセージ/田中陽子
3 モナリザのいたずら/ゆうゆ
MC
4 はんぶん不思議/CoCo
5 旅をつなげて/ハコイリ♡ムスメ

第二部(14:30)

第二部は私服でのパフォーマンス。

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春ということで、プロデューサーが選んだピンク色のアイテムをもとにメンバーそれぞれがコーディネート。

最初の曲は「抱きしめて」(チェキッ娘)。

チェキッ娘の楽曲もほぼ後追いで知ったんだけれど、びっくりするくらい名曲が多い。

これも、作詞・作曲が「Я・K」こと河村隆一、編曲が元レベッカ土橋安騎夫

内省的でロマンティックな歌詞と、朗々と長いフレーズでシンプルなメロディを歌い上げるサビは河村隆一節全開。


抱きしめて by チェキッ娘

ハコムスのライブでそれほど多く聴く機会がないので、これを聴けたときはうれしくなる。

自己紹介の後、星里奈が今日16歳になったことに触れて挨拶。

そして、メンバーが今日のコーディネートを一人ずつ紹介。ハコムスのメンバーが自分でファッションをプロデュースしてそれを簡潔に説明するのいつ見ても凄いなと思う。

ちなみに、二部から来た友人は「あのフリルの子(井上姫月)がかわいい!」と言っていた。確かにコーディネートもかわいかったし、コメントもかわいかった。

そして、「乙女のリハーサル」(CoCo)、「baby blue」(アイドリング!!!)。

今年は桜が早かったけれど、今の桜の季節に聴く「baby blue」はいいよね。心に染みてくる。

最後は塩野虹ちゃん恒例の泣き真似から曲フリ。

曲フリに力が入りすぎてなかなか終わらないままフォーメーションに入るのが面白かった。

「微笑みと春のワンピース」(ハコイリ♡ムスメ)、「Winterスプリング、Summerフォール」(渡辺美奈代)。

ハコムスの春のオリジナル曲から、四季の移り変わりの中での恋心を歌う曲へ。

春が過ぎて夏が来たらあなたを愛してた
秋の星座 冬消えても ふたりはふたり
(渡辺美奈代「Winterスプリング、Summerフォール」)

ハコムスらしい季節感を大事にしたライブだった。

終演後は特典会の撮影へ。

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吉田万葉ちゃん。ピンクのスカートに合わせて、グリーンのトップスにピンクのウサギを合わせたコーデ。純真無垢な感じが尊い

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戸羽望実ちゃん。ピンクの革ジャンのハードな感じに合わせて、ダメージジーンズと網タイツ。クールな着こなし。

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阿部かれんちゃん。「春が過ぎて夏が来たら」という歌詞のような装い。グラビアになりそう。。

(セットリスト)

1 抱きしめて/チェキッ娘
MC
星里奈ちゃん誕生日お祝い
コーディネート紹介
2 乙女のリハーサル/CoCo
3 baby blue/アイドリング!!!
MC
4 微笑みと春のワンピース/ハコイリ♡ムスメ
5 Winterスプリング、Summerフォール/渡辺美奈代