大型のフェスの中で昔から「再入場禁止」のところがある。
まあ、ヲタクが「お目当」のところだけ観て退出し、別の誰かにチケットを回すのを防ぐ対策なんだろう。
最近もそんな「フェスの再入場禁止」が話題になっていたけど、僕自身も、再入場不可のハコに長時間缶詰にされたことがある。
休憩スペースもなく、食事もろくに取れなかった。
ここはヲタク収容所かよと思ったね…文字通り「人権なし」というか。
それ以来、“収容所フェス”に行くのは回避してる。
再入場不可の会場で朝から晩まで缶詰にされるより、見たい出演者の枠だけチケットを買って、タイテの組み方は自分次第、出入り自由、ドリンク代も払わなくていい方がいい。
ということで、最近はもっぱら「東京アイドル劇場」のカフェテリア方式。
各出演者の個別チケット1200円を好きなところだけ買えばいいし、何組も気になるグループがあれば、通し券4500円で自分の見たいものを見たいだけ見る。
興味のない出演者の枠に付き合う必要もないし、自分の好きなタイミングで食事にも行ける。
そして、大体のライブで「撮影可能」な曲がある。
ストレスフリー。楽しみも多い。
僕の鑑賞スタイルには凄く合っていると思う。
ということで、今日は1日東京アイドル劇場へ。
手賀沼サンセット（10:30-11:00）
メンバーの卒業のほか、学業多忙などもあったせいか、久しぶりのイベント出演となった手賀沼サンセット。
楽曲もMCも癒されるステージで、東京のど真ん中とは思えない時間を過ごせた。
みんなかわいかったな。。
Spindle（11:30-12:00）
正規メンバー3人に、2期候補生2名（ともにJC3）を加えた5人のステージ。
今日は珍しく撮影可能曲があった。
写真を撮りに来ているという感じの観客もちらほら。
でも、それもアリだと思う。
籾山ひめりちゃん、かわいくて、フォトジェニックだから。
Spindleはまた撮りたいなと思わされた。
特典会でもカメラ撮影的なメニューも入れて欲しいところ。
よろしくお願いします！
パクスプエラ（第一部 13:30-14:00、第二部 17:00-17:30）
メンバー3人になったが、結成3周年を迎えたパクスプエラ。
一人当たりのボーカルの負担が増えた感は否めないが、ダンスのフォーメーションの美しさはさすがという感じ。
（セットリスト）
＜第一部＞
1 青・蒼・碧
2 STAR
3 DDDD
4 リングを駆けろ！
MC
5 小さなこの手で＜第二部＞
1 1！2！3！
2 アメノバカ
MC
3 冬のヒミツ
4 Speed of love
5 SPARK
ラストアイドル以降、目に見えて動員が増えた印象もあり。
実力派のダンス＆ボーカルグループとして評価を高めていって欲しいなと思う。
パンダみっく（18:00-18:30）
新メンバー2名を加えた4人体制で「第二章」に突入しているパンダみっく。
だが、再びメンバーの休養に見舞われ、いまはオリジナルメンバーの中嶋莉緒が、新メンバーの山縣絆奈と辻村羽来を牽引している状況。
ふらぷろ生としてそれなりのキャリアを持つ山縣ののびのびとしたパフォーマンス、最年少ながら物怖じせずに端正な歌とダンスを見せる辻村のステージ。
ボーカル、MCで中嶋の負担は小さくないというのが正直な感想だが、「第一章」の時とは全く違うカラーを見せ始めたパンダみっくは、この先も気になる存在ではあり続ける。
オリジナル、カバー曲ともに、レパートリーを少しずつ積み上げていっているのも見逃せない。
(セットリスト)
1 ネズミーランド
2 好きな曜日はxx
MC
3 止まらないBGM
4 未来時計
5 まみむめも
MC
6 BOOM IT !!
7 今夜がおわらない
気付けば朝10時過ぎから夜19時近くまで、丸一日を「通し券」で満喫。
好きなライブだけ見られて、休憩も外でできるのだから、これはコスパ的にもQOL的にもちょっと他に比べるものがないと思う。
また行きたい。
