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異国迷宮に入り込む

パリ4日目。

朝食はサンジェルマン・デ・プレのサロン・ド・テ「ラデュレ」へ。オレンジジュース、飲み物、クロワッサンなどのパン3つに、バターとジャム2種類。18ユーロ。1階は中国趣味にした内装で居心地がよい。「アンジェリカ」よりも店の雰囲気が良かった。次に来るとすればこっちの方だ。

セルジュ・ゲンズブールの家を見てから、オルセー美術館へ。ミュージアム・パス保有者は一般とは別の入口から入場できるのでスムーズ。この美術館は印象派が人気だが、わざわざここまで来てそればかり観るのではもったいない。ということで、たっぷり5時間半、隅から隅まで堪能。自分の趣味としては、モローとかブーグローとかに目が奪われてしまう。で、自分が気に入ったのは、Ernest Hebertの"Jeune lavandiere songeuse ou La Lavandara"だった。

オルセーは作品の写真撮影を禁止している。混雑している館内でその措置は合理的だと思うが、気に入った作品のコピーとしてのポストカードの品揃えが良くないのは残念。まあ図録を買えということなのかもしないが。

昼食もろくにとらず、合間にプリングルスを食べて鑑賞続行。マネもルノワールもよかったが、2階のゴッホゴーギャンセザンヌあたりが圧巻だった。

メトロで凱旋門へ。屋上に登る。高い所に登りたがるのは人間の性なんだろうか。エレベータもなく、寒いと分かっていても、多方面に道の伸びる中心からの風景は格別だった。

その後、シャンゼリゼを散歩。ヴァージン・メガ・ストールの盛り上がってなさはどういうことなんだろう。fnacと比べると品揃えにもやる気が感じられない。ここでもMANGAコーナーはあったけれど、申し訳程度に置いている感じだった。シャンゼリゼ自体に活気がないのかと思って、ルイ・ヴィトンの店に入ったみたら、あまりの熱気に圧倒された。ユーロ安の影響もあるんだろうか。

メトロで移動し、ギャルリー・コルベールとギャルリー・ヴィヴィエンヌへ。撮影していて思ったがここは『異国迷宮のクロワーゼ』の聖地ではないだろうか。期せずして巡礼してしまった。…という話はともかく古きよきパリのショップが並ぶ。そこからパッサージュ・ショワズールへ移動。こっちは商店街という感じだった。なんというか中野ブロードウェイ的なちょっとレトロな感じも。

ずっと外を歩いてきて体が冷えたので、国虎屋でうどんをすする。成海璃子が注文していたきつねうどんを頼むつもりが、なぜか「たぬきうどん」とオーダーしていた。10ユーロ。いなりずし1個を追加して13ユーロ。べ、別に日本食が恋しくなったわけじゃないんだからね!

ということで、またしても、Forum des HallesのFnacへ。フランスの歌手のCD新作を視聴しまくるが、どうもピンと来ない。3階のMANGAコーナーで『初恋限定。』のDVDセットを発見。思わず手が伸びそうになったが、PAL方式なので日本のプレーヤーでは見れないんだよなと思いとどまる。

さて、明日はルーブル美術館をもう一度訪れよう。朝食はモンパルナスのカフェあたりで。


オルセー美術館の時計の裏側。覗きたくなる気持ちは分かる。

ギャルリー・ヴィヴィエンヌ。まさに異国迷宮。
(PHOTO:シャープ、CAMERA:OLYMPUS XZ-1)