河下水希先生の繊細で流麗なイラストに惹かれて『ジャンプSQ19』をジャケ買い。作品の方も『Gマルえでぃしょん』という、女子学生がマンガの道を歩み始めるという、少女版『バクマン。』な感じ。
パクリじゃないかって? いや、問題ない。これは、ジャンプファミリーの一種の「連動企画」なのだ。河下先生自身が『バクマン。』の蒼樹紅のモデルだという説もあるし。このかわいい絵を拝めるのだから、何でもありだ。
『Gマルえでぃしょん』はそろそろ単行本が出るかなという位の連載回数。話も面白いし、絵柄の魅力は相変わらず。表現はジャンプのときよりもほのかにアダルト寄り。だが、決して下品にならないところが河下水希らしい。
掲載作品の中ではこの『Gマルえでぃしょん』の他には、矢吹神の『ToLOVEるダークネス』(読み切り)が目玉か。紙面はちょっとスクエアエニックス色あるいは角川色の入った感じ。全体としてやや萌え系。
自分としては、河下水希の絵を見ているだけで幸せになれるが、単行本を買うのと比べるとコストパフォーマンスは良くない。今後も雑誌の方を買うかどうかは、微妙。
ジャンプ SQ.19 (エスキューイチキュー) 2011年 9/19号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/08/19
- メディア: 雑誌
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