EOS5Dのミラー外れ

いつかは起こるイベントだと覚悟していたが、ついに自分の機材でも不具合が発生。

撮影中にいきなりファインダーが真っ黒になり操作不能に。最初は電気系のフリーズかと思ってスイッチオンオフとバッテリー外しから再起動を行ったが、光学ファインダーが正常化せず。

そこでレンズを外してマウント部からボディ内部を見てみると、ミラーが外れて落ちている。「ああ、有名なアレがついに来たか」とすぐ分かった。あわてず騒がず、キヤノンのサポートサイトにて修理を依頼。スクリーンやレンズに傷が付かなかったのは不幸中の幸いかもしれない。

このEOS5Dの不具合は結構有名であるにかかわらず、キヤノンによる無償での修理・対策が「本現象が発生した対象製品」のみに限定されているのは、あまり良心的とは言えない。要するに「壊れたら無償で修理します」と言っているわけで、本当なら「壊れる可能性のあるものは修理します」としてほしかった。

平素はキヤノン製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。

デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D」の一部の製品において、接着強度の低下によりミラーが外れるという現象がまれに発生することが判明致しました。つきましては、その内容と弊社の対応について、ご案内申し上げます。

本製品をご使用のお客さまには、多大なるご迷惑をおかけ致しましたことを謹んでお詫び申し上げます。 今後は、お客さまに安心してご使用いただけますよう更なる品質管理の徹底をして参りますので、何卒ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

対応について
本現象が発生した対象製品につきましては、無償にてミラー部の修理・補強をさせていただきますので、修理窓口へご依頼くださいますようお願い致します。
キヤノン:サポート|デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D」をご使用のお客さまへ