渋谷女子音楽会@渋谷O-Nest

思い立ったが吉日。前売り券なしで渋谷音楽女子会に行ってきた。メンバーは精鋭の5人。

SAWA
野佐怜奈
おおたえみり
水曜日のカンパネラ
ハナエ

最初はSAWA。アイドルらしい雰囲気の曲に、透明感のある声が冴えていた。実は開演に間に合わなかったので、最初の方の曲は聴くことができず。


続いて、野佐怜奈。暫定タルトタタンで見ていたときは「おとなしそう」という印象だったが、今日は彼女ならではの個性がよく出ていた。タルトタタンの曲も「カヴァー」として歌っていたが、野佐怜奈名義の曲ではただならぬ雰囲気を感じさせた。新曲の「サンタクロース・コンプレックス」では、切ない歌詞に感極まって涙ぐんでいた。そんな彼女のプロ魂にこちらも泣けてきそうだった。赤いセーラー服はクリスマス仕様かな。

3人目はおおたえみり。ピアノ弾き語り。独特な世界観。ピアノ抜群に上手い。もう本物の天才にしか出せない雰囲気。MCも大真面目なのかもいしれないが、なんとなくおかしみがあった。ビジュアル的にビョークを思わせるところがあった。個性的なメイクに、シンプルなコスチューム。

そして、水曜日のカンパネラ。ボーカルのコムアイさんのみの登場だったが、一人だけとは思えないパワーあり、サプライズありのラップで楽しませてくれた。衣裳のアオザイが似合っていた。

最後にハナエ。霧に包まれるようなライティングから「oui_oui」で登場する王道セトリ。「神様はじめました」「Boyz & Girlz」「Kisstopics」「恋は神聖ローマ」「変幻ジーザス」などの名曲を続けて披露。ライブでは初となる「疾走感」と「かのような」も聴けた。

ハナエのMCでも言われていたけど、「渋谷音楽女子会」というタイトルの割には参加者は男子が多め。だが、登場するアーティストはどれも個性的な実力派ばかり。いまの渋谷の雰囲気に相応しい人達で、忘れられない夜になった。