Negiccoホールワンマン「世田谷コンサート」@世田谷区民会館

待ちかねていたNegiccoの東京でのホールコンサート。

会場は、世田谷区民会館三軒茶屋から世田谷線で。

f:id:SHARP:20180424204327j:plain

今日は、ユメトコスメ長谷さんアレンジのストリングスとピアノがあるということで、楽しみも倍増。

ストリングスのチューニングに続いて、長谷さん作のOPSE。

そして新衣装でNegicco登場。小学生がデザインしたもの。

Nao☆ちゃんが手のひらを前に出して上にして動かして最前列の観客を立つに促すと、ホールはいきなりオルスタへ。

最初の曲は「ネガティヴ・ガールズ!」。

中腰になって鍵盤を叩きつけるようなsugar beansさんのピアノプレイがエモい。元ネタのスタイルカウンシルを彷彿とさせる。

連続で「RELISH」を歌うと、場内はもうNegiccoワールドという他ない温かみのある空気に包まれる。

16ビートのウラを取りに来るようなピアノプレイなんだけど、観客の手拍子は4ビートというギャップも、素朴なNegicco現場らしくていいなと思う。

自己紹介の後は、「パーティーについて。」、「サンシャイン日本海」、そして「カリプソ娘に花束を」。

connieさんはもちろん、田島貴男さんも会場にきていて、長谷さんのストリングスのアレンジの加わったステージを見るのは、楽曲提供者としても貴重な体験ではないかと想像する。

MCでは近況報告。

30歳になった報告をするNao☆ちゃん、ベイスターズの始球式を振り返るかえぽ、ラジオのレギュラー番組のことを話すぽんちゃ。

三者三様だが、MCでのほのぼのとした空気がNegiccoならでは。


ライブは最新のアルバムから「江南宵唄」と「土曜の夜は」。

長谷さんのアレンジのストリングスが暴れまくる「江南宵歌」はこの日のベストアクト。

そして、アコースティックピアノの豊かな倍音が響き渡った「土曜の夜は」も忘れがたい印象を残した。


「みなさんも休憩してください」と観客を座らせて、アコースティック寄りのしっとりとしたアレンジでの「Falling Stars」「矛盾、はじめました。」を連続で。

メリハリという点で、この日、一番「聴かせるパート」の一つの山になっていた。

再び観客を立たせて、初披露の新曲「スマホに映らない」からの「 グッデイ・ユア・ライフ(高速道路ソング)」。

スマホに写らない」は思い出野郎Aチームの手によるもので、シンプルなビートを強調しながらも静かなグルーブの繰り返しでじわじわ盛り上がっていくもの。Negiccoのレパートリーの幅をさらに広げる一曲になると思った。

ここで、場内にスマホの着信音が響く。

何だろうと電話に出るNegiccoメンバー。

電話は去年共演したエビ中メンバーからで「2019年新春エビネギ2マンを東京と新潟で開催する」という話に。

仲良し二組による2マンの再びの開催は、会場にいるNegiccoファンを盛り上げるに十分だった。

・・・という発表からの「ともだちがいない!」という小芝居的な展開、そしてライブは終盤へ。

穏やかだが高揚感のある「ライフ・イズ・キャンディ・トラベル」(伴奏の中心に据えられているホーンセクションは残念ながらオケであった)そして、畳み掛けるような「さよならMusic」。

ちょっとぽんちゃの声が辛そうに聞こえるところもあるが、全体の高揚感がそれを上回っている。

「本日がスペシャル!」に続いて、エビネギ開催の余韻が残る中での「ねぇバーディア」で会場は沸騰し、本編は幕を閉じた。

客席から「アンコール!」「ネギ!」という恒例のコールが起こって再びメンバーを迎える。


3人だけで登場し、かえぽがピアノに座って「愛は光」を。

サプライズのピアノ演奏に盛り上がる場内。

かえぽのピアノは基本的にテンポもブレず、しっかりと鍵盤を叩いていく。

危なくなりそうなところでは、Nao☆ちゃんやぽんちゃが「息を合わせる」ように身体を近付け、目を合わせる。

音楽が止まるようなことはなく、むしろ清らかで端正な印象を残して演奏が終わる。

今日2回目の「じっくり聴かせる」コーナーは、客席からの拍手喝采を巻き起こした。

あとでかえぽが明かしたところでは長谷さんからの音源を耳コピしたそう。

dimのようなちょっと難しいコードも迷わずに弾いていて素晴らしいと思わずにはいられなかった。


ここでストリングスとピアノも加わって、お約束の「圧倒的なスタイル」。

世田谷区民会館でもラインダンスで一体感をもたらし、最後は「トリプル!WONDERLAND」で本当の最高潮に達した。



Negiccoはこの夏に結成15周年を迎える。

7月10日には「スマホには映らない」を含むアルバムも発売されるということも発表され、夏に向けてさらに盛り上がっていくことになるだろう。

波乱万丈のNegiccoの歴史の中でも、ここ数年のアイドル業界の動きは決して小さな影響ではないと思うが、そんな荒波の中で粘り強く活動を続けていけるであろうと確信させられるような温かいステージだった。

また東京でのホールコンサートが開催される日には、ぜひ知り合いを誘って出向きたいーそう思わずにはいられないホールワンマンだった。

(セットリスト)

0 OPSE
1 ネガティヴ・ガールズ!
2 RELISH
MC
3 パーティーについて。
4 サンシャイン日本海
5 カリプソ娘に花束を
MC近況
6 江南宵唄
7 土曜の夜は
MCグッズ
8 Falling Stars
9 矛盾、はじめました。
MC
10 スマホに写らない(初披露)
11 グッデイ・ユア・ライフ(高速道路ソング)
エビネギ発表
12 ともだちがいない!
13 ライフ・イズ・キャンディ・トラベル
14 さよならMusic
15 本日がスペシャル!
16 ねぇバーディア
(アンコール)
en1 愛は光(Kaedeピアノ)
en2 圧倒的なスタイル
en3 トリプル!WONDERLAND

ハコイリ♡ムスメの定期便4月号~春の夢に踊れば~

ハコムスの2018年春の最初の定期便。


季節ごとに、セトリを一新し、衣装を新しくし、新しいオリジナル曲を加えるハコムス。

これまではこのタイミングで新メンバーが加入するが、今年は7月の初ワンマンに向けて、現体制でのレベルアップを優先。ということで、8人のフルメンバーでの出演。

ネットでは先行して新しいバレリーナ衣装が公開されていたが、OP動画は新衣装のもの。

ひたむきにバレエに打ち込む少女と、ステージのレベルを高めていこうとするハコムスのメンバーが重なる。

最初のカバー曲は「ティーンエイジ・セレナーデ」(里中茶美)。

ハコムス初の里中茶美カバー。

茶美好きの某Mさんの顔が頭に浮かぶ。

好きなアイドルのカバーをハコムスで聴けるなんて羨ましい!私信か!と(ヲタクすぐ「私信」いいがち)

自己紹介に続き、「シャボンのため息」(宮前真樹 with CoCo)、「お願い神様」(Qlair)。

宮前真樹とは先月「Respect for CoCo」公演で共演していて、その場で「シャボンのため息」をおすすめされていたが、ぽにょによれば、その時にはもう新カバー曲として披露することが決まっていたそう(ネタバレになるから言えなかったらしい)。

Qlair「お願い神さま」は撮影可能曲。

f:id:SHARP:20180422130241j:plain

我妻桃実ちゃん。バレエ経験者だからかすごくサマになっていた。

f:id:SHARP:20180422130410j:plain

阿部かれんちゃん。フィギュアスケート経験者。長身なのもあって存在感が凄い。

f:id:SHARP:20180422130227j:plain

星里奈ちゃん。気品ある佇まい。

f:id:SHARP:20180422130516j:plain

吉田万葉ちゃん。万葉といえばバレエ、バレエといえば万葉。水を得た魚のようにいきいきしていた。

f:id:SHARP:20180422130549j:plain

井上姫月ちゃん。おでこを出した髪型が似合っていた。

f:id:SHARP:20180422130401j:plain

寺島和花ちゃん。持ち前の健康的な雰囲気がこの衣装にあっていた。

f:id:SHARP:20180422130444j:plain

塩野虹ちゃん。「かわいい!」と言わざるを得ない。。

f:id:SHARP:20180422130302j:plain

戸羽望実ちゃん。リトルダンサーというより、リトルプリンセス

続いては、ユニットコーナー。

まずは、阿部・星の「大人組」による「シーサイド・セッション」(内海和子)。

鉄戸・阿部による「FENを聴かせて」を彷彿とさせるようなしっとりとしたパフォーマンス。

暑い夏に向けて、涼しさを感じさせる曲になっていくと思わせた。

次は、我妻・井上・寺島による「ポップコーン畑でつかまえて」(おニャン子クラブ)、来たー!!

これは僕が聴きたいと切望してきたもの。

何度かtweetもしたけど、ハコムス宝くじで当選したら新カバー曲にリクエストしたいと購入してきたもの。

大好きな曲をハコムスで聴けるなんて最高!私信か!と(ヲタクすぐ「私信」いいがち)

これで成仏できます本当にありがとうございました。

ユニット曲の最後は吉田・塩野・戸羽による「Please tell me Mr.朱」(河合その子)。

かわいい曲でそれに合わせてかわいい歌い方をしているのがよかった。


ここで、ファン待望の告知。

7月の初ワンマンの日程と会場と詳細の発表。

7月29日(日曜日)
有楽町オルタナティブシアター(マリオン内)
二部制(一部:カバー15曲、二部:オリジナル15曲)

とのこと。

ワンマンに向けてメンバーが抱負を発表した後、「地獄の合宿」企画も発表され、7月に向けて大いに盛り上がった。

そして、2018年春のオリジナル曲「エトワールを夢みて」の初披露。

ジェームズ・パンダJr作、振り付けはミキティ先生。

バレエの衣装に合う、中世ヨーロッパな雰囲気で楽しさの中に優雅な雰囲気がある。

間奏の4分の7拍子では、阿部かれんと吉田万葉がバレエでバトル。ゴシックでMALICE MIZER風な感じ。


「エトワール」はフランス語で「星」で、パリ・オペラ座プリンシパルの中でも特に花形にだけ与えられるもの。

ワンマンで「星」となった姿を見せられるようを研鑽していくハコムスの決意を感じさせる楽曲だった。

「friend」(アイドリング!!!)の後に、今月誕生日を迎える星里奈・戸羽望実の生誕。

f:id:SHARP:20180422140507j:plain

最後に「エトワールを夢みて」をもう一度。

新衣装、新曲、新セトリ、ワンマンの詳細告知、生誕祭と盛りだくさんの定期公演だった。

終演後は、15秒撮影へ。

f:id:SHARP:20180422155629j:plain

今日13歳の誕生日を迎えた戸羽望実ちゃん。

f:id:SHARP:20180422152703j:plain

デコ出しバレリーナの寺島和花ちゃん。

f:id:SHARP:20180422153750j:plain

吉田万葉ちゃん。まさに「エトワールを夢みて」。


7月の初ワンマンが楽しみになってきた。

(セットリスト)

1 ティーンエイジ・セレナーデ/里中茶美
MC
2 シャボンのため息/宮前真樹 with CoCo
3 お願い神さま/Qlair
MC
4 シーサイド・セッション/内海和子(阿部・星)
5 ポップコーン畑でつかまえて/おニャン子クラブ(我妻・井上・寺島)
6 Please tell me Mr.朱/河合その子(吉田・塩野・戸羽)
MC7/29ワンマン詳細告知
7 エトワールを夢みて/ハコムス(初披露)
8 friend/アイドリング!!!
星里奈・戸羽望実 生誕
9 エトワールを夢みて(Reprise)

ハコイリ♡ムスメ『青春の音符たち』発売記念 新旧楽曲試聴会@楽器カフェ

2月に発売されたハコイリ♡ムスメのファーストカバーアルバム「青春の音符たち〜Respect for 80's & 90's」。

ハコムスのカバーレパートリー100曲近くの中から、80年代・90年代のアイドルソングを12曲選んでアルバムにしたもの。

そのアルバムに関する試聴会が、神保町の楽器カフェで開かれた。

f:id:SHARP:20180421213422j:plain

出演は、

鈴木美紗乃(ハコイリ♡ムスメ プロデューサー)
ジェームズ・パンダJr(『青春の音符たち』サウンドプロデューサー)

そしてハコイリ♡ムスメから、

我妻桃実(第一部)
吉田万葉(第一部)

阿部かれん(第二部)
星里奈(第二部)

で、各回とも4名が登壇。

f:id:SHARP:20180421213822j:plain

加えて、オリジナルの楽曲と、今回制作したハコムスのカバー音源のハイレゾ版を聴き比べるということで、ラックスマンの小島氏も登場して、機材の解説や音源の再生を担う。

f:id:SHARP:20180421213840j:plain

フランス製のスピーカーは53万円、オーディオ系総額で200万円。

第一部(11:30〜)

第一部は前半の6曲を「Side A」として順に聴き比べてトーク

M-01「少女時代」(斉藤由貴

パンダ「80年代の特徴的な音(パーカッションのゲートリバーブなど)が使われていて、今回は制作環境で使っていたRoland INTEGRA-7が当時の音を再現するのに活躍した」
パンダ「ビクターで活躍された粟野敬三さんのいる北京のスタジオでマスタリングを行った」
パンダ「再現度を高めるという方針と、アルバムとしての統一感を持たせることを両立するのが難しくもあったが、楽しかった」
我妻「先日斉藤由貴さん本人と対談する機会があったが、オーラが凄かった。言葉の一つ一つに重みがあった」
鈴木「歌を歌うというっていうよりお芝居をしているという意識」

M-02「はんぶん不思議」(CoCo)

パンダ「よくできている曲。アイドルソングとして完璧」
鈴木「私がひねくれてるから、メジャーな曲はどうせ誰かがカバーするだろうと思って避けるけど、これは例外」
鈴木「(ハコムスの最初のオリジナル曲である)「微笑みと春のワンピース」を発注するときに、この曲を渡して依頼した」
我妻「阿部・鉄戸・星の3人のボーカルのバランスが良い。阿部はかわいく歌っていて、鉄戸・星は抑えている感じ」
吉田「(鉄戸卒業後は)歌割りが増えたので頑張っている」

M-03「アンブレラ・エンジェル」(おニャン子クラブ

鈴木「いい曲。おニャン子の曲だけれど、高井麻巳子さんの印象が強い。福井の田舎から上京してピンクの服を着て日傘を刺していた高井さんを秋元康さんが「アンブレラ・エンジェル」になぞらえた曲。あの二人の関係性は色々と言われるけれど、自分としては好き」
パンダ「スコアやデータは渡されず、オリジナル音源を聴いて、分解して音を再現して重ねていく作業。鈴木さんに何度もダメ出しされたが、音楽的な言葉でないので手探りの繰り返し。試行錯誤する中、当時の録音機材を再現したプラグインのシミュレーターを試したらこれがハマった」
吉田「この曲は歌のレコーディングで苦労した」
鈴木「純粋な心を持っている子にしか歌えない曲。歌がうまくなっていていろいろなテクニックを覚えていた吉田に「昔を思い出して」と言った」

M-04「ドタバタギャグの日曜日」(チェキッ娘

我妻「自由に歌って楽しい雰囲気を出そうとした」
鈴木「井上の「茶柱立ったしお塩もまいたし」のソロパートがいい意味で際立ってる」
吉田「ひるなはこの曲が好きでレコーディングも楽しみにしていたけど、前の日に喉の調子が悪くなって泣いていた」
パンダ「このアルバムで唯一原曲に近づけようとしなかった。オリジナルに異性の声が入る違和感をどうしたものかと思いつつ自分の声も入れたが、やめてよかったといま聴いて思った(笑)」
パンダ「自分は男性アイドルグループに女性が入るのが嫌なので、ハコムスのファンの人も男性要素が入るのは嫌だろうと想像した」
鈴木「私もそう思う。おじさんが入るのはギリOK」
我妻「リー先生がチェキッ娘が好きで、この曲も好きだから、頑張ってハコムスバージョンにしようと言ってこうなった」
鈴木「3期生が入ったときに、雰囲気を変えようと「ドタバタギャグの日曜日」「 モテ期のうた」を選び、オリジナルでは「乙女はびっくり箱」を歌った」
鈴木「鉄戸には「違う」「ハコムスじゃない」とも言われたが、自分はモーニング娘。で言えば「ピョコピョコウルトラ」みたいな感じにしたかった」

M-05「あのコによろしく」(ribbon

吉田「オリジナルは、飛行機が森の上を飛んでいる感じ。ハコムスのは海の上を滑っていく感じ」
パンダ「ぽにょにコーラスをたくさんやってもらった」
鈴木「歌い出しは寺島。寺島の声は夏に似合う。寺島と井上の声は夏向き」
鈴木「声質で言えば、戸羽は素晴らしいものを持っている。この先が楽しみ」
鈴木「アイドルの歌は音楽的な上手い下手とは関係ない」

M-06「眩しくて」(Qlair

吉田「この曲は跳ねてる。繋がってるけど跳ねてる感じ」
パンダ「よくできている曲」
鈴木「原曲を聴くと、いい曲を作ろうという魂がある。ハコムスのは「眩しくて(子供バージョン)」という感じ。「Qlairには到達していない、終了」というか」
パンダ「改めて聴き比べて「歌もっと頑張ろうよ」と思ってしまった」
我妻「カバーさせてもらっている以上そこまで到達できるようにもっと頑張りたい」

こんな感じかな。

明日披露されるハコムスの新曲「エトワールを夢みて」はジェームズ・パンダ・Jrさんの政策だそうで、sora tob sakanaにインスパイされた4分の7拍子だそう。楽しみになった。


終演後は、我妻・吉田コンビのチェキを撮って。

f:id:SHARP:20180421223516j:plain

MCとして各方面に気を配りつつ安定してイベントを回すぽにょと、独特の天才的な感覚で楽曲の世界観を捉える万葉。

楽しい時間だった。

第二部(15:30〜)

第二部は、鈴木・パンダはそのままで、ハコムスから阿部かれん・星里奈コンビが登場。

アルバム後半の6曲を「Side-B」として比較試聴。

M-07「約束のポニーテール」(三浦理恵子

星「オリジナル音源は、吐息まで聞こえて、本人が目の前にいるみたい」
阿部「三浦さんの声が特徴的。「全人類を落とすぞ」というくらい気合いを感じる」
パンダ「これ、根暗な女の当てつけの歌ですね」
星「劇団ハコムスで鉄戸さんが演じる女の人みたい」
阿部「あの役怖かった。美桜が歌ったら怖いかも」
パンダ「たまらないですね、待つ女(笑)」
鈴木「この曲は塩野のボーカルを撮り直した。録音している間にライブで演奏を重ね上手くなったので、それを残したかった」

M-08「土曜日のタマネギ」(斉藤由貴

星「聴かせる曲。斉藤由貴さんの声が繊細で、語尾も特徴的。不思議な雰囲気で、いい意味でつかみどころがない。自分で歌うときも透明感と言葉の重みを大事にするようにしている」
阿部「今のアイドルは「上に上に」という曲が多いけれど、これは異質。ハコムスが出る対バンでこれを歌うと世界観に引き込める」
パンダ「この曲をシングルカットするというのは力強い。いまでは考えられない」
鈴木「ハコムスがシングルにするのはアルバムの後ろの方に入ってそうな曲。いわゆるキラーチューンではない」
パンダ「コーラスは人材の層の厚い中国で人を集めた。コピー能力があり、レンジの大きいダイナミックス。他の曲の5倍くらいの制作費がかかった」
パンダ「音楽には、メンタル面と技術面がある。メンタル面で楽しくないと楽しい音楽は生まれない」

M-09「泣かないでエンジェル」(Qlair

星「情景を歌っているようで、心の中の感情を歌っている曲」
鈴木「ハコムスの「レモネード・キッス」はこの曲の前編というイメージ」
阿部「幼馴染を好きになって失恋するなんて、現実ではほとんどない。少女漫画の世界で、現実にはない。だからこそ曲になるとキラキラする。ありえない擬似体験というか」
鈴木「好き!みたいな曲は聞いてて楽しくない」
星「実らないからこそ夢心地でいられる」
鈴木「難しい曲。ハコムスで歌うのを聞いていて以前はひどいなあと思っていたのが、リリイベを重ねてちょっとできるようになったかも」
阿部「歌えるようになってもしばらくすると歌わなくなるのがハコムス。この曲は不協和音になりやすくて気が散ってしまう」
パンダ「冒頭のリードシンセの和音は当時のヤマハのEOSのプリセット音がベース。小室哲哉さんが使っていたやつ。だが、今のプリセット音で再現しても同じにはならない。XG音源で、波形を選んで、レゾナンス、カットオフをいじって似させている」

M-10「夏休みは終わらない」(おニャン子クラブ

鈴木「これもいい曲」
パンダ「(自分が作ったトラックはオリジナルと比べて)音がきれいで悔しい。鈴木さんには「もっと汚して」と言われ、オリジナルの粗さに近づけようとしたが、まだきれい」
鈴木「コーラスは我妻と星」
パンダ「オケを分解していく中で「古いラジオでは次の台風」の「ふう」のコーラスが他の箇所と違うのに気付いた。ああいうこそプロの技」
鈴木「間奏後のパートで永田ルリ子さんがいいパートを歌っている」

M-11「海へ行こう~Love Beach Love~」(チェキッ娘

鈴木「幸せな曲の中では唯一好き。1999年、2000年、イケイケのコギャルの無敵感がある。(元チェキッ娘の)下川さん小林さんをゲストに呼んでライブをやったけれども、女子高生として天下取ってるだけはあった」
阿部「(卒業した)内山さんすごいと思ったけど、上には上がいた」
パンダ「ミキシング段階でまとめたら、あまり「大勢感」が出ていなくて、データとして残っていた門前・内山のボーカルのデータを加えたらハマった。奇跡のコラボ。ハコムスオールスターズ」

M-12「なかよし」(上田愛美

鈴木「選曲は前のマネージャー。上田さんのソロもいいけれど、グループで歌わせてもらえてよかった」
鈴木「最初は歌詞がストレートすぎると思ったが、時間を経るにつれてメンバー同士の関係性の中で意味が生まれてきた。シンプルだけど誰にでも響く言葉」
パンダ「(東京女子流の)「おんなじキモチ」も同じで誰にでも響く。何かあったらここに帰って来ればいいと思わせる」
阿部「「迷ったことがあった時は」って歌い出しだけど、自分はいつも迷ってしまう(笑)」
鈴木「阿部の声はいい」
パンダ「ハコムスは音楽のレベルを上げていけるといい。基礎的なことは押さえた上で楽しさを伝えられるようになるといい」
星「いまワンマンの準備が大変だけど、ワンマンまでにまだまだやることがあると思う」

会場からの質問

Q1:選曲の背景は
A1:(鈴木)80年代・90年代ということでアイドリング!!!を外して、アーティストさんが被らないように。

Q2:「海へ行こう」では門前・内山の声が入っているが、神岡さんの声は?
A2:「少女時代」「夏休みは終わらない」に神岡さんの声が入っている。

Q3:クラウドファンディングで「哀愁のカルナバル」(河合その子)の音源製作予定だが、後半のコーラスは「シングル」「アルバム」 バージョンどっちになるのか?
A3:(バージョン違いがあるという認識なし)

こんな感じかな。

MCとして反射神経で色々なことを捌いていくかれんちゃん、自分の言葉で語ろうとする星里奈ちゃん。

良いコンビで、なんと予定を45分も押してイベント終了。


f:id:SHARP:20180421232359j:plain

かれんちゃん脚なが!




アイドルにこだわりを持つ鈴木さん、音楽にこだわりを持つパンダさん。

お二人の色々なやりとりがあってこそこの傑作が生まれたということがよくわかるイベントだった。

行けてよかった。


青春の音符たち~Respect for 80's&90's

青春の音符たち~Respect for 80's&90's