『Fate/Zero(2)〜王たちの狂宴』

Fate/Zeroの第二巻。

Fate/Zero Vol.2 -王たちの狂宴- （書籍）

いよいよ聖杯戦争が本格化。その中で陰謀をめぐらせるアノ魔術師や、コノ教会関係者。そしてそうした魔術師達の裏を書こうとする衛宮切嗣（この名前にも意味があるとは！）。

そして、サーバントも単にマスターに従属する存在ではない。「英霊」と呼ばれるだけあって、確かに破格にスケールの大きな野望を抱いている。

キャスターやアサシンなどといったB級のサーバントに関する描写も丁寧。かりにも聖杯に選ばれたサーバントとマスター。そんなにあっけなく敗退したりはしないのだ。

この巻でも激しい戦闘が繰り広げられる。いや超弩級の死闘、といってもいい。その中でも見所は「王たちの狂宴」。いやタイトル通りなのだが、ダブルミーニング（二重の意味）ということで。しかし、読めば読むほどライダー凄いな。