万年筆買った

9月から10月にかけていろいろと忙しかったので、自分へのご褒美ということで、丸善で万年筆を買った。

といっても、1,260円。ドイツのPelikanのPelikano juniorというモデルで、どうやら現地の小学生あたりが万年筆入門用で使うような代物らしい。

色は、赤・黄・緑・青のヴィヴィッドな4色があるが、今回その中でも存在感のある赤を選んでみた。

キャップを開けてみるとグリップの色の黄色が目立つが、手にすると三角形の断面のすべり止めグリップが親指・人差し指・中指に吸い付くようにフィットして、とても握りやすい。

ペン先はスチールだが、これが下手な金ペンよりもスムーズな書き心地で、弱い筆圧でもサラサラと紙の上を滑るように進んでいく。ペン先の硬さも適度で、長時間のライティングでも疲れないように感じた。

あえて難点を探せば、ペン先の太さが選べないところか。このモデルは、M(中字)相当だと思うのだが、個人的にはもう少し細字(FないしXF)あたりが好きなので、そういうのがあればいい。

とはいっても、1,260円という値段を考えれば上出来で、インクの色を変えて数本持ってもいいと思わせる。個人的には今年の文房具で最大級のヒット。