青春そのもの〜『新・乃木坂スター誕生!LIVE』@ぴあアリーナMM(2日目)

乃木坂46 5期生が好きだ。

お披露目直後に「誰が好き」というので盛り上がったが誰か一人を選べないくらい全員が好き。

それが「新・乃木坂スター誕生!」を見るたびに、一人ひとりのメンバーの個性をさらに知ることになり、もうますます全員が好きという状態。

「箱推し」というよりも「全員推し」。

誰か一人を選ぶということであれば、顔と声の好みで川﨑桜。

でも、全員好き。

そして、昭和生まれとしては「昭和・平成の名曲」カバーをすると企画で、ますます好感度アップ。

これはもうLIVEに行くしかないということで、ぴあアリーナMMへ行ってきた。

開演前のグッズは結構売り切れ。

5期生大人気だね。

個人的には全員推しにふさわしいポストカードコンプリートセットを購入。

ついでにポストカードケースも。

さて、18時30分開演。

トップバッターは、井上和『残酷な天使のテーゼ』。

これはテレビで見ていた時もすごいと思ったが、ライブはそれ以上の迫力。

圧倒される。

次は池田瑛紗と愉快な仲間たちで『タイムマシンにおねがい』。

空気を一変させる瑛紗のキャラ立ち。

ある意味で貴重な存在。

千葉出身の5人組による『One Night Carnival』へ。

全力でヤンキーキャラを演じるメンバーの力量に圧倒される。

ここからはソロへ。

清楚な透明感溢れる五百城茉央『ひこうき雲』、守ってあげたくなる川﨑桜『赤いスイートピー』、背伸びした大人っぽい雰囲気が新鮮な小川彩『真夜中のドア』、心が洗われるような尊さの一ノ瀬美空『プラネタリウム』。

MCを挟んで、歌声の癒し成分が貴重な冨里奈央『元気を出して』、安定感抜群の菅原咲月『卒業』、ギターでの弾き語りで独自の世界へと誘う奥田いろは『点描の唄』。

順番にソロ曲を披露するというよりは、それぞれの個性をじっくりと見せてくれるという方が実感に近い。

ダンスを中心に据えた岡本姫奈『VALENTI』、失恋の切なさをこれでもかというほどに歌い上げる中西アルノ『First Love』、これがソロのハイライトだった。

この後は、少人数のグループでの披露が続き、ゲストのゴスペラーズと井上和による『ひとり』。

「アイドルがアカペラを」という枠で括れないくらいのパフォーマンスに圧倒された。

ゴスペラーズとのコラボで『やさしさに包まれたなら』を歌い、ゴスペラーズを見送った後は全員で『ガッツだぜ』。

ここで大満足のフィナーレなのに、ここからの後半はVTRを挟んで5期生による乃木坂曲のコンサート。

5期生曲の『バンドエイド剥がすような別れ方』でスタートし、『ガールズルール』『ロマンスのスタート』『きっかけ』『狼に口笛を』『裸足でSummer』など名曲の怒涛の展開。

そして最新の5期生曲『17分間』。

通学電車の中で見かける子に心を惹かれる17分間を描いた秋元康の面目躍如となる青春ソング。

初期AKBを思わせる息の長いリードギターのイントロ、そして心地よい転調のサビコード進行。

センター川﨑桜は大正義だし、両脇を背の高い五百城茉央と冨里奈央が囲んでいるのも萌えポイントだし、メガネの小川彩は尊すぎる…

『絶望の1秒前』の後、アンコールで『ハウス!』そして『乃木坂の詩』。


月並みな言葉だけれども、とにかく最高だった。

見目麗しさとキャラ立ちで語られてきた乃木坂5期生だが、今日のライブには圧倒的な説得力があり、まさに魅力を見せつけられた。

ひたむきさ。

成長。

11人のチームワーク。

そして、伸び代。

これは全ては、青春そのものと言ってもいい。

前からそうだったけれども、もう本当に全員が心底好きになってしまった。

そして、この5期生によるチームの空気をずっと感じていきたいと思ってしまった。
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