8年落ちのW176でも、安全装備に関しては現在の期待水準に劣らない。
これは「先進性」と言っていいだろう。
今回、高速道路を走ってみて、ディストロニックプラスの素晴らしさを実感した。
これはレーダーと赤外線カメラで前方を捉え、車間距離を一定に保ちながら加減速・停止を続けるというもの。
今までこんな機能のついた車に乗ったことがなかったこともあって、半信半疑で使い始めたが、加速も減速も自分が行う以上にスムーズ。
このメーカーの安全哲学を感じずにはいられなかった。
あとは、車線変更や右左折の時の死角をカバーするブラインドスポットも優れもの。
目視で見えにくい斜め後方にレーダーを発して、近接するもの・接近するものがあれば、ドアミラーへの表示と警告音で知らせるというもの。
安全装備としては、標準でもリアカメラ、衝突警告などがついているが、レーダーセーフティーパッケージの恩恵は大きいと改めて感じるドライブになった。