『ジゼル』(東京バレエ団)@東京文化会館

ここ一年くらいコロナで海外に行けず、国内での舞台観覧の機会も減っていたが、昨年後半くらいから対策を講じた上での上演が始まってきた。

歌舞伎、劇団四季のミュージカルなどを観覧していたが、今日はほぼ2年ぶりくらいにバレエを観に行ってきた。

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東京バレエ団の『ジゼル』の初日。

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金曜日19時からの上演というのはやはりいいもので、仕事を早めに切り上げて、華やかさのあるロビーに行くと、それだけで一足早い「週末」気分になる。

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『ジゼル』は牧歌的な雰囲気から悲劇に転じる第一幕、幻想的な美しさに耽る第二幕という構成だが、いずれもあっという間。

特に第二幕の圧巻のコールドの美しさに東京バレエ団のクオリティの高さを感じた。

プリマについては、儚げながらも凛とした沖香菜子のジゼル、強さの中に悲哀を滲ませる柄本弾のアルブレヒト、いずれも印象的だった。

大袈裟ではなく、リフトではまるで重力がなくなっているかのようなエアリーな感じ。ああいうのはなかなか見られない。

バレエ鑑賞熱が一気に高まった。

今の時代、レッスンも、上演も大変だと思うが、せめてもの支援ということでパンフレットを購入(グッズはなかった)。

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これから都内劇場を中心に色々と足を運びたいと思う。