コロナ禍で多くの産業が苦境に立たされているが、エンタメ産業もその中の一つ。
そんな中、演劇・ミュージカルファンとしてはできることをして応援していきたい。
僕にできることは、会員になって、定期的にチケットを買って現場に足を運び、魅力を周囲の人に伝えることくらい。
ということで、先週に続いて、『オペラ座の怪人』を観に、四季劇場秋に行ってきた。
今日は誰かのキャンセル分で「6列目センターブロック」という超良席。
センターブロックは5列目までは着席不可になっているので、いわゆる「実質最前」だった。
キャストは先週から一部変更。
今週からのキャストでは、何と言っても光田ラウルの王子様感に圧倒された。
第一幕の最後の場面、屋上での山本クリスティーヌとのデュエットが素晴らしく、ずっと聴いていたいくらい。
また、戸田マダムジリーの細やかな演技にも目を奪われた。
間近で観ると、山本クリスティーヌの豊かな表情には説得力があったし、これだけ全身で演技しながらあれほどソプラノで歌い上げられるのはやっぱり凄い(小学生並の感想)。
気付いたらミュージカル中毒というか「オペラ座の怪人」中毒になってきた。
ロンドンでも、NYでも観た演目だけれども、これだけ良い環境で鑑賞できるチャンスがあるのを無駄にする手はない。
「応援したい」という動機よりは、今は純粋に『オペラ座の怪人』をできるだけ観に行きたい。