sora tob sakanaのラストライブツアーの東京公演に行って来た。
会場は、赤羽ReNY alpha。
初めて行く会場だったが、コロナ対策として、椅子が広めに置かれていた。
僕は最前下手からの鑑賞。
Overtureの「海に纏わる言葉」が流れてメンバーが登場する。
重低音の効いた音響、包み込まれるような正面ディスプレイ。
「現場」ならではの臨場感を味わう。
メンバーの着ている衣装もネットでは見るのとは違って、アクセサリーがスポットライトを反射してキラキラと輝いている。
短めなMCを挟みつつライブは進んでいき、今日の目玉とも言える「踊り子たち」へ。
振り付きでの披露は初めてということだったが、耽美的なダンスと音楽、そして儚さを湛えたようなVJに心を揺さぶられた。
回転するメリーゴーランドをアウトフォーカスで映すスクリーン、その前で3人がまるで機械仕掛けの人形のように踊る。
まずで走馬灯のようだなと僕は感じた。
寺口夏花はMCで「オルゴールの上で踊っているみたい」と語っていて、その感性に膝を打った。
「踊り子たち」のVJは、曲が進んで行くに連れて、暖色系のメリーゴーランドから、寒色系の泡のような玉ボケを映し出すようになって行った。
まるで水の中のような、夢の中のような、不思議な感覚。
この世界が夢とでもいうように僕には思われた・・・
ロビーに出ると、ファンからのお花が二つ。
一つはラストライブツアー東京の開催を祝福するもの。
もう一つは、この8月19日に二十歳になる寺口夏花の誕生日を祝うもの。
そう言えば、僕が初めてオサカナのライブを観たとき、彼女はまだ14歳・中学2年生だった。
青春時代をアイドル活動に打ち込んでくれてありがとうございますという気持ちになった。
そして、少し早いけれども、なっちゃん、二十歳の誕生日おめでとう。
(セットリスト)
1 海に纏わる言葉
2 Lightpool
3 鋭角な日常
4 夢の盗賊
MC
5 ケサランパサラン
6 嘘つき達に暇はない
7 シューティングスター・ランデブー
MC
8 踊り子たち
9 信号
10 knock!knock!
MC
11 流星の行方
12 World Fragment
13 夜間飛行