10月6日に阿部かれんが卒業し7人体制になったハコイリ♡ムスメ。
今日の月一定期公演は、「新衣装・新セトリ・秋冬の新オリジナル曲」と、新しい7人体制のお披露目。
開演前には、中学校で放送委員長になったばかりの塩野虹による影ナレが入って盛り上がる。
ピアノソロをBGMにした「懐かしかわいい」新OP動画に続いて、一曲目は、乙女塾メンバーながら初カバーとなる中島美智代。
デビュー曲のカップリングで「こ・ん・な女の子」。
自己紹介に続いて、CoCo「気まぐれSWING」、河合その子「恋のカレッジリング」。
ハコムスのカバーアーティストとしては定番だが、これらのカバーは予想できなかった。
「気まぐれSWING」は撮影可能曲ということで、5列目からのショット。
我妻桃実。秋色のコーディネートが似合っていた。
吉田万葉。葉っぱの妖精は新衣装も緑色。
井上姫月。ベレー帽、トップス、スカート全てエンジ色で揃えたコーディネート。
寺島和花。寒色系のクールなコーディネートが、温かみのあるキャラクターを引き立てていた。
塩野虹。中学校では放送委員長になったということで、早速定期公演の影ナレを務めた。
戸羽望実。ベレー帽、トップス、スカートが全て別の色で構成されたコーディネート。
星里奈が体調不良のため急遽欠席となったが、6人で堂々としたパフォーマンスを見せた。
企画コーナー「青春の1ページ」では、メンバーが写真をもとに学校生活やプライベートを紹介するというもので、「アイドルのステージ」では見ることのできない「顔」を垣間見ることができた。
続いてはユニット曲3曲。
「女学生の決意」(うしろゆびさされ組)を吉田・戸羽、「笑顔でNo-Side」(宮前真樹 with CoCo)を我妻・寺島、「ベタな失恋~渋谷に降る雪」(キュンキュンアイドリング!!!)を井上・塩野・戸羽で。
星の代わりに戸羽が代役で入った「女学生の決意」は1980年代の楽曲ではあるが、「青い山脈」あたりの古き良き昭和歌謡をオマージュしたもの。吉田が「軍歌みたい」と言っていたのが面白かった。
「笑顔でNo-Side」は、ラグビーボールを振り付けに取り入れた明るくてコミカルな雰囲気が、我妻・寺島のキャラクターに似合っていた。
「ベタな失恋~渋谷に降る雪~」は、井上・塩野・戸羽という「イマドキ感」のある3人による渋谷ソング。低めの音域などちょっと背伸びした感じもあったが、これから磨かれていきそうな気がする。井上は「ついに私たちの曲が来た」と興奮するが、「下町っ子」の井上を筆頭に実際にはあまり渋谷には縁がなさそうなメンバーというのも斬新だった。
そして、いよいよハコムス16曲目のオリジナル曲となる「私たちの宝バコ」の初披露。
歌詞は、大人になった少女たちが青春時代を振り返るというもので、ハコイリ♡ムスメの現在と未来が重なるもの。
楽曲はエバーグリーンなポップスという感じで、決して古くならない、歴史に残る名曲という雰囲気。
12月25日のオリジナル曲のアルバムリリースに向けて歌いこまれ、新しいハコムスの<物語>を生み出していくだろうと感じられた。
制服向上委員会の「清く正しく美しく」のカバーの後、14歳になった塩野虹の生誕祝い。
14歳の抱負は、「ハコムスに加入してもうすぐ2年になるので、今まで以上に頑張る。勉強も超頑張る」だそう。
「いつまでも”新メンバー”ではない」という思いをにじませた。
最後に「私たちの宝バコ」をもう一度歌ってライブは終了。
終演後は、握手会と15秒撮影へ。
戸羽望実ちゃん。今日はステージで自信に満ちた表情を見せることが多くて、”確変期”に入った気がする。
彼女の持つ独特の雰囲気をこれからも写真として残していきたい。
(セットリスト)
1 こ・ん・な女の子/中島美智代
MC
2 気まぐれSWING/CoCo
3 恋のカレッジリング/河合その子
企画「青春の1ページ」
<ユニットコーナー>
4 女学生の決意/うしろゆびさされ組(吉田・戸羽)
5 笑顔でNo-Side/宮前真樹 with CoCo(我妻・寺島)
6 ベタな失恋~渋谷に降る雪~/キュンキュンアイドリング!!!(井上・塩野・戸羽)
MC
7 私たちの宝バコ(16曲目のオリジナル曲、初披露)
MC
8 清く正しく美しく/制服向上委員会
塩野虹 14歳生誕祝
9 私たちの宝バコ(Reprise)