昭和アイドルアーカイブス vol.16〜CoCo〜@神保町楽器cafe

ハコムスとのコラボ企画でもおなじみ昭和アイドルアーカイブス。

今回はCoCoの特集ということと、ハコムスの我妻桃実・鉄戸美桜がゲスト出演するということで楽器カフェに行ってきた。

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チケットは前売りでソールドアウト、会場も40〜50の椅子でいっぱいになるくらい盛況。

司会は、Ange☆Reve橘はるか

前半は、鈴木啓之、荒井敏郎がCoCoの思い出について語るコーナー。

荒井さんの思い出は当時のおおらかな時代ならではのもので、まあ今ならヤバいよねーという感じの盛り上がり。

会場のアンケートも紹介され、「推しメンは?」という質問に荒井さんは「2強」として、三浦・瀬能という回答が多いと予想したが、蓋を開けて見たら、宮前強し。ちなみに僕も「まきぼー」と書いた。

橘はるかが瀬能卒業ソングの「だから涙と呼ばないで」で歌うと、イベントは後半へ。

我妻・鉄戸が登場し、それぞれの好きなCoCoの曲を紹介。

まずは我妻。

「君の歌、僕の歌」

ハコムスとして歌った最初の曲で、2014年の新人公演でも最初に歌っていた。今でもこの曲はイントロで背筋が伸びる思いがするし、この曲で始まるライブはなんかいいなと思う。

「Moonlight Express」

ハコムスでもカバーしてて好きな曲なんだけど、なんで好きなのかうまく説明できない。歌詞も不思議。別れのようでもあり、また会えたと言っていたり。この歌の意味が分かったら大人になれるかなと思ってる。

大人になった僕には「Moonlight Express」の“テーマ”は一つしかないように聴こえる。小沢健二の「僕らが旅に出る理由」とコインの裏表にあるというか。

「客観と主観」「過去と未来」「現実と願望」「理性と感情」が絶妙にブレンドされた混沌でこそ、人は「夢」を見ることができる。

よくできた童話やジュブナイルやファンタジーのように「魔法」がかかった世界。

感受性豊かな「不思議の国のモモミ」に、大人の目線で解説してしまうことは、奇術の種明かしをする野暮な行為のようで、今はためらわれる。

我妻桃実ちゃんの感受性を尊いと思う。

そして、我妻・鉄戸ペアによる「なぜ?」のパフォーマンス。

これはハコムス定期でも聴けないレアなもの。

鉄戸美桜ちゃんが「この曲はCoCoさんで一番好きだし、ハコムスのカバーの中で一番好き」とコメントし、さらにCoCoの好きな曲を紹介。

「雪の日は誰かのことを」

雪の日に聴くと世界に入り込めてオススメ。

「Miss LONELY」

ハコムスに入った頃、この曲を歌えるくらい大人になりたいと思ってた。(「卒業までに歌えるよ」との我妻のツッコミを受けて運営さんに)お願いしまーす!

どちらの曲も鉄戸フレーバーというか、切なさを感じさせる曲調なので、きっと似合うと思う。

最後に我妻・鉄戸・橘の3人で「はんぶん不思議」を歌唱。

「あなたいじわる〜」をぽにょが歌唱する「プレミアムバージョン、もう二度と聴けない」(ぽにょ談)。

最高に可愛かった。


とイベント本編はこんな感じ。

終演後は、特典会。

今日は我妻・鉄戸2人ということで、3ショットチェキ(またはメンバー2人の2ショットチェキ)が急遽追加された。こういうところハコムス運営好き。

ということで、ぽにょ・みおの2ショット。

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最高じゃない?

特典会の間には、BGMとして2月13日にリリース予定のハコイリ♡ムスメのカバーアルバムから「はんぶん不思議」と「約束のポニーテール」の音源が特別に先行公開された。初!

音は、バックトラックもボーカルの80年代風の温かみのある仕上がりになっていた。

阿部かれんの「あなたいじわる〜」の破壊力すげええ!!!(語彙力)


ハコムス鉄戸美桜ちゃんからは「私昨日卒業発表したんですけど、家に帰ったらトレンディエンジェルさんがチェキッ娘さんの「はじまり」を流してて、ジンと来ました。大好きな曲なので卒業する前に歌いたいです(チラッ)」(運営さんを見ながら)みたいなアドリブトークもあった。

卒業前の時間、こうやって楽しく過ごせて、いろんな思い出が増えていったらいいなと思う。

そういう意味でも「神イベ」だった。



そうそう蛇足っぽいけど、昭和アイドルアーカイブスな気分になって、ついカッとなって買ってしまった。

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後悔はしていない。