歌謡選抜フェスティバル@新宿LOFT

新宿LOFTで開かれた「歌謡選抜フェスティバル」に行ってきた。

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野佐怜奈

オープニングアクトは、野佐怜奈。

僕にとって彼女は、歌謡曲というよりはサブカルの人で、以前、タルトタタンのヘルプで入ったりという活動を見てきた。
今回は、歌謡選抜ということで、小泉今日子の「艶姿ナミダ娘」ほかを黒いワンピースで披露。
最前のセンターで見てたので直撃のレスが来てびっくりするやらうれしいやら。
独特の気高いオーラは相変わらずだった。

東京ブラススタイル

東京ブラススタイルは初見。

ブラス7人に、ベース・ドラム・キーボードを加えた10人編成。

生演奏の音圧とかグルーブ感っていいなあと思った。

伊藤美裕

僕のイメージする「ザ・歌謡曲」っていう出で立ちで、貫禄を感じさせるステージ。

サイトを見たら日本コロムビア所属で、MVの中には結構現代的な美術のものもあって、イメージの違いに驚いた。

ハコイリ♡ムスメ

星里奈ちゃんが学業のため欠席で6人編成。

「歌謡曲」好きの客層を意識してか、「夏休みは終わらない」(おニャン子クラブ)、「水平線でつかまえて」(三浦理恵子)と90年前後のカバーソング、そして、その時代のポップスのフレーバーの香るハコムスオリジナル曲の「真夏の恋のファンファーレ」。

最後は、チェキッ娘の「海へ行こう」(チェキッ娘)。

チェキッ娘の曲で締めたのは、この直後の下川みくにとのコラボへの布石だろう。

アイドルフェスとは全然違う客層・雰囲気だが、ハコムスの魅力をしっかりと見せるいいライブだった。

(セットリスト)

1 夏休みは終わらない/おニャン子クラブ
MC
2 水平線でつかまえて/三浦理恵子
3 真夏の恋のファンファーレ/ハコムス
4 海へ行こう/チェキッ娘

下川みくに

チェキッ娘の活動からソロに転じ、アニソンのフィールドで活躍する下川みくに

Zガンダムの主題歌だった「水の星へ愛をこめて」から始まり、オリジナルの「Alone」などを歌唱。

じっくりと聞き入ってしまうようなステージだった。

下川みくに × ハコイリ♡ムスメ スペシャルコラボ

下川みくにが、ハコムスを招き入れる形でスペシャルコラボ。

曲は、チェキッ娘の「はじまり」。

歌い出しの吉田万葉は堂々としてたし、メンバーのフォーメーションも完璧。

落ちサビの下川みくにのボーカルの表現力は圧巻。

素晴らしいコラボだった。

MCでは「チェキッ娘の歌をハコムスさんが歌ってくれているのをうれしく思っていた」とか「チェキッ娘のメンバーとは今でもラインしていて、今日ハコムスさんと一緒に歌うんだって言ったら、いいねって言われた」とか、ぐっと来るようなエピソードも聞けた。

このコラボが見られただけでも来た甲斐があった。

姫乃たま

町あかり提供楽曲が多く、直後のコラボも含めて、歌謡曲っていうよりも「地下アイドル」っていう感じのライブだった(いい意味で)。

この日はイベント全体の司会も務めていて、ライブでのMCの上手さは突出していた。

町あかり

最新のアルバムからの楽曲が多めのステージ。

天才というか奇才というか分からないけれど、とにかく才能の塊のようなアーチスト。

もぐら叩きのハンマーを使ったダンスも軽妙で、ファンと一体になったライブは、この日のまったりしたイベントの雰囲気に合っていた。

半田健人

歴代の平成仮面ライダー主演俳優たちは実にいろんな道へ進んだけれど、時代に媚びることなく、独自の道を進む半田健人

今日のライブを全部見ることはできなかったけれど、雰囲気のある佇まいで、まさに「昭和」のテイストの色濃い歌謡曲や和製シャンソンを歌う彼の姿は、この目に焼き付いた。

歌う姿がため息が出るほど美しく、できれば特典会とかも行きたかったな。

また機会がありますように。

こんな感じ。このあと、はやぶさ平山みきの出番だったが、自分のスケジュールの兼ね合いでここまで見て退場。

量産されるアイドルフェスとはまた違った独特のコンセプトのレアなイベントだった。

特典会

特典会はハコムスへ。

シートのあるコーナーでの特典会。

レアな「座りチェキ」が撮れた。

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吉田万葉ちゃんと、アーバンでスタイリッシュな2ショットチェキ。

たまにはこういうのもいいよね。