パンダみっく「パンダらの箱 特別編〜ワンマンまであと二ヶ月の単独公演」@TSUTAYA O-Crest

sora tob sakanaを観てる時の僕。
「自信と不安の間を間断なく往復する思春期の少女特有の自我同一性を、ジュブナイルのモチーフを隠喩的に用いて描き、ポストロックのバンドサウンドで焦燥感を加速する唯一無二の世界観が…」

パンダみっくを観てる時の僕。
「ちょーカワウィーね!ちょーカワウィーね!」

そんなわけで、「sora tob sakanaの精神性」と「パンダみっくの身体性」という二元論はともかく、理屈抜きに身体が動き出すパンダみっく。

去年10月に始まった主催のライブ「パンダらの箱」。今日は初めての単独公演。

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熱心なファン50人ほどが集まったO-Crest

OPSEの入場から熱気を帯び、オリジナル曲「未来時計」「シンデレラ」で徐々に熱量が高まっていく。

そして自己紹介。

この春全員が一斉に中学生になったことで、グループの自己紹介が変わった

「全員が小学6年生という幼さ全開の…」から「全員が中学1年生という若さ全開の…へ」。

そうなんだよね、パンダみっくが初めてお披露目された去年の7月と比べると、確かに「幼さ」はぐっと後退し、力強さが全面に出てきている。

続いて、「シャッタードール」「とおりゃんせ」「ガールズ・レテル・トーク」。

カバー曲の選び方を取っても、他のアイドルとは違うパンダみっくの世界観がはっきりと。

次は企画コーナー「教えてパンダみっく」。

去年の夏の新人公演以来のもの。あらかじめTwitterで募集したファンの質問にメンバーが答えるもの。

司会は"こなちゃん"こと岩方虹夏。

Q1:私だけが知っているメンバーの〇〇なところ
A1:(こなちゃん)オリジナル曲を歌って踊る→自作の「ツインテール」を歌って踊る

Q2:パンダみっくって名前をどう思う?
A2:(こなちゃん)みっくはどこかの国の言葉で友達、私たちにぴったりだと思う

Q3:自分を動物にたとえると何?
A3:(こなちゃん)ゴリラ

他のメンバーの回答も面白かったけど、結果は…

Q1は歌って踊ったこなちゃんが優勝!
Q2はいいこと言ったからこなちゃんが優勝!
Q3はゴリラって言ったからこなちゃんが優勝!

というこなちゃんの司会面白すぎて完全優勝

終盤は「ネズミーランド」「シーラカンスダンス」「ヒズムリアリズム」。

アクセルをガンガン踏む感じに痺れる。ファンの盛り上がりもクライマックスへ!


たまらずアンコール発動。

今日発売されたばかりのブラックのパンダTシャツに着替えたメンバーが登場。

中学生になったから、パンダのデザインもかわいい系からかっこいい系へ。

クラウチングスタート」そして「今夜がおわらない」。

ライブも終わらなければいいのに。そう思わせる熱さだった。

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MCでは、初めてのオリジナル曲「未来時計」がSOUNDCLOUDにアップされたとの告知。

soundcloud.com

先行してアップされた「オモカゲプラスティック」とも通じるクールな世界観。

終演後は、中学生になったメンバーと"初JC1"ワイドチェキ。

もちろん、お揃いの新Tシャツで。

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チェキが現像されて気付いたけど、こなちゃんの変顔最高でしょ?!

やっぱり今日はこなちゃんが完全優勝だった!

ちょーカワウィーね!!

(セットリスト)

0 OPSE
1 未来時計
2 シンデレラ
MC新自己紹介
3 シャッタードール
4 とおりゃんせ
5 ガールズ・レテル・トーク
企画<教えてパンダみっく>
6 るーららるーらーるららるーらー
7 オモカゲプラスティック
MC
8 ネズミーランド
9 シーラカンスダンス
10 ヒズムリアリズム
(アンコール)
en1 クラウチングスタート
en2 今夜がおわらない
MC