2016年のアイドルシーンを一言で総括するならば「メジャー回帰」ではないだろうか。
象徴的なのは欅坂46の快進撃である。デビューから一年経たずしてオリコンウィークリー一位、紅白歌合戦出場。
この欅坂の活躍は、同業のアイドルやドルヲタに対して、希望と同時に絶望をも味わせたんじゃないかと思っている。
「メジャーに対するカウンター」としての地下アイドル・ローカルアイドルという期待は、一部は成就したが、多くは頓挫あるいは低迷しているのが実態だと思える。
そんな中、2017年に希望をつなげられる存在があるとすれば、このpixieが数少ない候補の一つではないかと思っている。
沼津の女子小学生ゆうな・さちの二人組からなるご当地アイドルユニット。
そのpixieが活動1周年を迎え、5曲入りのCD「初恋スイーツ」を発売。
K&Mミュージック新宿店で行われたライブイベントに行ってきた。
ハッピーパプリカ、ぶどうねこに続き、K&Mの小林清美先生に導かれるようにpixieが登場。
1周年とCDリリースを祝して、ファンから二人に花束が贈られる。
ライブはタイトル曲の「初恋スイーツ」で始まり、ゆうなソロの「夢色虹色バラ色Days」、さちソロの「気まぐれLovely☆Cat」、そして「太陽がいっぱい」、最後は「マジカル・ガール」。
キャラ的には、思春期の少女の儚さをたたえたようなゆうなちゃん、無邪気な子供らしさの中にドキッとさせる仕草を見せるさちちゃんという感じ。
5曲のライブを精一杯頑張る姿を愛でるように眺める平和な時間だった。
拍手喝采に続き、再び小林清美先生が登場し、アンコールを促す。
そして、「初恋スイーツ」をもう一度。
楽曲派()向けのイイキョク。
終演後、物販と特典会でCDと写真セットを購入。
そして、3ショットチェキ。
pixieの活動は地元沼津が中心だが、たまに東京に出てくるのでその機会を捉えて見ていきたい。
二人が揃う機会はなかなかレアなので、優先度を上げて現場に行きたいと思う。
(セットリスト)
1 初恋スイーツ
2 夢色虹色バラ色Days(ゆうな)
3 気まぐれLovely☆Cat(さち)
4 太陽がいっぱい
5 マジカル・ガール
(アンコール)
en1 初恋スイーツ