「美少女を揃える」という個性―Task have Fun定期公演(初回)@東京アイドル劇場

Task have Funは、2016年5月28日、新宿ルイードK4のワンマンライブでデビューした中学生3人組のグループ。
メンバーは熊澤風花、白岡今日花、里仲菜月。

熊澤風花は、以前所属していたプリティグッド!時代に現場で見ていたけれど、このユニットとなってからは見る機会がなかった。
また、ネットやTVでの情報から、白岡今日花の神秘的な雰囲気の美少女っぷりとか、里仲菜月の物怖じしないキャラも気になっていた。

ということで、東京アイドル劇場でこの日始まった定期公演の初回を観に行ってきた。

ライブ開始5分前。リハーサル開始。
音声なポジションをチェック。
客席にも明るい挨拶を振りまく。

そして、開演時間。

デビュー曲「TASK」の音源で作られたOPSEで一人ずつ入場。
3人が揃ったところで、その「TASK」へ。


Task have Fun ”TASK ” (MV)

楽曲派()ウケのするソウルファンクというべきか。

次の曲は「いつだって君のそばに」。

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固有名詞出して比較すると必ずどこからから苦言を呈されるんだけど、しいて言うなら、初期の東京女子流とか初期のGALETTeと似た感じ。
特にファーストの方は。
しかも、全員が美形で長身で美脚という…目の保養というか、そういう方面が好きな人にはたまらないんじゃないかという。

続いてその女子流の「おんなじキモチ」と苺☆シアターの「STAR GATE WIZARD」のカバーを入れ、フィナーレはセカンドシングルの「部屋の中の天使」。

ライブを見てみると、白岡今日花の想像を超えたはじけっぷりが印象的だった。

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終演後、CDシングル2枚を購入。

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特典会は、「なんちゃって制服」に着替えての、写メ・チェキ。

2ショットが基本だけど、自分が写るのは好みではないので1ショットで。

なんちゃって制服」を着て「高校2年生でーす!」とはしゃいで「JK」と書き込んだホワイトボードを持つTash have Fun の白岡今日花(JC2)。

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根っからのエンターテイナーという感じで、どんな時でもサービス精神旺盛な里仲菜月(JC1)。
飛び道具的な魅力があって、楽曲派()にはたまらないタイプ。

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順番待ちの列が凄く長くて、物販スペースの制限時間を超えてしまうほど。
正統派美少女という趣の熊澤風花(JC2)。

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チェキ撮影の合間に、手が空いているメンバーがヲタク列までふらっと来て、みんなに話しかける気さくさ。
しかも何度も。

黙っていれば神秘的な美少女の白岡今日花は、しまいには「なんなの?この「また来た」みたいな雰囲気?!」とか言って、オッサンの幻想を軽々と打ち砕くイマドキ感。絶妙なツンデレバランス。

そして、里仲菜月は、残りわずかになった公式Tシャツを手にもっておすすめ。

「これ着たら…マジで王様!」
「全部売れたら…惑星に帰るから!」

って、思い付きで斜め上なこと連発。天真爛漫すぎて破壊力ヤバい…

という感じで、ライブ終わって2時間近く経ってもまだ特典会が終わらない。Task have Fun、売れすぎだろ…

最後に、物販4k以上購入者特典の、全員ショット・ワイドチェキを。

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右から、根っから自由奔放な里仲菜月、正統派で優等生の熊澤風花、ちょっぴり小悪魔系の白岡今日花。

全員美少女なんだけど、それぞれしっかりとキャラが立っていてバランスが取れているし、このチェキにもその感じが現れている。


競争の激しいアイドル市場でグループの個性を出すには、楽曲の良さ、歌やダンスのスキル、MCの面白さなどがよくあるけど、Task have Funのように「美少女を揃える」というのも、ここまで徹底すれば立派な個性になると思えた。

ステージを見ていると息が止まりそうな美しさを堪能できるし、特典会はホスピタリティがあって気分よくなれる。

Task have Fun、間違いなくいま旬なアイドルだと思う。

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