ANNA☆S×つりビット TWO MAN LIVE@渋谷club asia

ANNA☆Sとつりビット。 

フェスでの共演は何回もあるかと思うし、2014年にはまなみのりさも入れた3マンライブを経験している組み合わせ。

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だが、2マンライブはこれが初めて。

つりビットは、昨年「俺得」と冠した2マンでさまざまなアイドルとの2マンを経験して来たが、今年一月のインタビューで共演したいグループとしてANNA☆Sの名前を挙げていた。

――今年の“俺得”シリーズで対バンしたいグループとかはいますか?
長谷川:ANNA☆Sさんとか。
全員:あーやりたい!

今日の2マンは、メンバーのこの「あーやりたい!」が実現したライブということになる。

今日の会場はclub asia。開演時間19時。

つりビットの5人とANNA☆Sの3人が一度にステージに登場し、ライヴへの想いや意気込みを語る。
ANNA☆Sはピンク系の衣装、つりビットは白と黄色の衣装。どっちもかわいい。

ANNA☆SのメインMCは「姉」こと杏奈だったんだけど、「つりビット」のイントネーションが平坦だったので、つりビット側がやんわり指摘。

「ウォシュレットと同じ」とか「ウォシュレット、ダルビッシュ、つりビット」のコンボとか、つりビットファンにはお馴染みの紹介だけれど、会場を和ませるには十分だった。

ANNA☆S

先攻はANNA☆S。

個人的には「ふわふ Wonder Girl」リリイベ以来、ほぼ半年ぶりのANNA☆S現場。

過去曲をバランスよく入れつつ、最近の曲や、杏奈ソロ曲も入れたセトリ。

杏奈ちゃんのスタイルの良さに見とれつつ、ボーカルにますます磨きがかかってきたなと思う。

優奈ちゃんは、どこからどう見ても隙のないクールビューティな雰囲気を醸し出しつつ、ボーカルもダンスもしっかりと見せる。目の前に来た時には、あまりの女神っぷりにくらくらするかと思った。

涼夏ちゃんは、ライブのときの楽しそうな表情が印象に残った。雰囲気的にはムードメーカーな感じ。衣装のキャップも似合っていた。

メリハリが効いていて、統率の取れたパフォーマンスはさすがANNA☆S。

ダンスは「一糸乱れぬ」という感じだし、ボーカルは各メンバーのソロで歌唱力が引き立つ。ライブ巧者だなということを再確認。

告知には手描きのフリップも用意してきていて、ライブDVDの発売開始、初のベストアルバムの発売、サンプラザ中野くんによる楽曲提供、メンバーの生誕祭のチケットの先行販売を分かりやすく説明していて、手際の良さが目立った。

(セットリスト)

1 フレー
2 Happines Pink
3 Blue Moon Party
4 JUST恋愛MODE
5 ケイタイのウラのプリクラのピース
6 人生!本気(マジ)もったいないよ!
7 くるくるり
8 Rainbow
9 Set Me Free
10 ココロオドル

つりビット

後攻はつりビット。

冒頭、新曲「Chuしたい」で最新型のつりビットを聴かせ、そこからは「釣りセンター曲」を連発。

そして、「スタートダッシュ!」「裸足のマーメイド」「ムーンライトキッス」のメドレーを。

このメドレーは、つりビットの魅力を伝えるには相応しい流れで、2マンやフェスではどんどんやってほしいと思う。

後半は、タオル回しの「爆釣御礼」、長谷川瑞センターの「ニガシタサカナハオオキイゾ」で盛り上がった後、最後の曲は「杏奈ちゃんが好きだと言ってくれたこの曲を」という紹介で「旅立ちキラリ。」。そして、サプライズで「真夏の天体観測」を。

ANNA☆Sの後に見るつりビットは、見方によっては「統率のなさ」みたいな印象も感じさせる。

でも、それは裏を返せば、「自由な雰囲気」というか、いわゆる「わちゃわちゃ感」でもあるし、「メンバーの個性発揮」とも言える。特に、リミッター外したちゃんあやとか。。。

僕はこのつりビットの雰囲気が好きなんだ、と改めて思った。

(セットリスト)

1 Chuしたい
2 Go! Go!! Fishing
3 FISH ISLAND
4 スタートダッシュ!*
5 裸足のマーメイド*
6 ムーンライトキッス*
(*メドレー)
7 爆釣御礼
8 ニガシタサカナハオオキイゾ
9 旅立ちキラリ。
10 真夏の天体観測

コラボ~特典会

両ユニットのライブの終演後、つりビットとANNA☆Sのメンバーが全員ステージに集まる。

杏奈ちゃんは「旅立ちキラリ。」を生で見て泣きそうになったという感想。

そこに長谷川瑞ちゃんが横に立ってお礼を言ってるんだけど、「私たち同じ年なんだよねー」って。見えない!

そして、全員でつりビットの新曲「Chuしたい」のサビを一緒に踊るというコラボタイム。

なかなか楽しかった。そのうちTwitterで拡散されるんだろうか。

そして、終了後は特典会。

つりビット運営は珍しく「グッズ500円以上購入で握手会参加券」っていういつもよりもかなりお得感のあるレギュレーション。

これ2マンのときには相手のファンを釣り上げるのに効果的だよね…

とかまあ色々と工夫の見られるイベントだった。

楽曲の方向性とかパフォーマンスの特徴はけっこう違うけれども、年齢が近いユニットということで、この二組ならではの相性の良さみたいなものも滲み出ていた。

平日の夜ということで集客は少な目だったけれども、その分ゆったりと楽しめるライブになった。