私
猫舌ごごろでアッチィチのチッて
あなたの写真をそっと見つめながら
フーフー恋してた
(うしろゆびさされ組「猫舌ごごろも恋のうち」)
ハコイリムスメに3名の新メンバーが加わり、9名体制となった。
今日は、その9名での初公演。
開演。スクリーンにワンピースのメンバー紹介の映像が流れる。
衣装はギンガムチェックのワンピース。原点回帰したような雰囲気。
映像が終るとメンバー9人がステージに登場し、「乙女のリハーサル」(CoCo)を披露。ハコムスのカバーするアイドルの幅は広いけれど、CoCoのカバーには安定感がある。
続いて、メンバーの自己紹介。新メンバーの挨拶を固唾をのんで見守るファン。
ここでみっきーが「前からそうだったんですけど、私サブリーダーです」と正式にアナウンス。
今日の公演からセトリと衣装を一新したことを紹介して、「ドタバタギャグの日曜日」(チェキッ娘)、「恋はくえすちょん」(おニャン子クラブ)を二曲続けて。
「ドタバタギャグの日曜日」では、コールで「L!O!V!E!ハコムス!」とできるようなアレンジになっていた。初見だったせいか、ほとんど入れている人はいなかったけど
「恋はくえすちょん」は撮影可能曲。
新旧メンバーの間の連携はスムーズ。最年少の井上姫月はセンターも務め、期待を超えるフレッシュさ。
姫月ちゃんの歌う姿を見て、「かわいいは、正義!」っていう言葉が頭の中で100万回ループしたよ。
続くコーナーは「ハコムス学級会~新メンバーのニックネームを決めよう!」。
てっちゃんが司会になって、新メンバー3人のニックネームを相談して決めて行くコーナー。ときに客席からの意見も聞いたりして、最後は拍手の大きさで決定。
星里奈:ほしりな(フラットなアクセントで)
吉田万葉:わらびー(はっぱ→山菜→わらび→わらびー)
井上姫月:かぐや
決まったニックネームは、その場でもにーちゃんが「命名」と書かれた半紙に書道で書き上げる。
ここからはサブユニットに分かれてのステージ。
最初は、我妻、神岡、菅沼、星の4人。新メンバーのほしりなは、背格好的にもこのユニットにぴったりと納まる感じ。「ありがと・愛してる」(チェキッ娘)を。ハコムスらしさ全開。
続いては、新メンバーの年少二人組吉田、井上による「猫舌ごころも恋のうち」(うしろゆびさされ組)。
わらびーとかぐやの二人がステージにいるだけで、癒しの空気が流れてくるような感じ。客席も温かく見守る系で、至福の時間。
初々しさを箱に詰め込んだようなフレッシュさで、大胆に言えば、この一曲が見られただけでも今日来てよかったというレベル。
続く、小松、鉄戸、阿部の3人は、「お姉さん組」の魅力を見せつけるような「お引っ越し」(Qlair)。
一年前に「新進気鋭、新しい風吹かせます」とハコムスに加入した阿部だけれども、いまやこの3人の中でももしかしたら一番お姉さんっぽく見せるかもしれない。身長が高くてすらっとしているからかもしれないけど。
続いては、ハコムスの春のオリジナル曲で「乙女はびっくり箱」。
ビッグバンドの雰囲気のあるスウィングするような曲調。この辺は、「新しいハコムス」の伊吹を感じさせた。
MCでイベントの告知。次回の定期公演は5月15日。そして、6月12日には、新メンバーを入れて初のバスツアー。日光方面だそう。小学生メンバーもいるから日帰り。
ハコムスのバスツアーは過去2回開催されていて、個人的には見送ってきたのだけれど、今回は俄然興味が出て来た。
メンバーとの距離を縮めるとかそんなことは個人的には全然望んでいなくて、ひたすら吉田万葉ちゃんや井上姫月ちゃんの姿を愛でていたい…的なね。まあ、ほかの日程次第だけど。
最後はアイドルリング!!!の「モテ期のうた」。お約束のコールで会場を盛り上げた。
なんとなくこの夏のアンセムに育てて行くような意図を感じたし、たぶんTIF2016を始めとするフェスでも積極的に歌われるんじゃないかな。
ということで、9人体制になったハコイリムスメ。
グループのカラーの基調はそのままに、新メンバーはフレッシュなパフォーマンスを、そして、既存のメンバーは洗練されたパフォーマンスを、それぞれ見せてくれて、グループとしては一気に表現の幅を広げた感じ。
今日の公演を見る限り、新体制への移行は大成功。今夏のフェスで大活躍しそうだし、新メンバーの成長への期待も膨らんだ。
(セットリスト)
1 乙女のリハーサル/CoCo
2 ドタバタギャグの日曜日/チェキッ娘
3 恋はくえすちょん/おニャン子クラブ
4 ありがと・愛してる/チェキッ娘(我妻、神岡、菅沼、星)
5 猫舌ごころも恋のうち/うしろゆびさされ組 (吉田、井上)
6 お引っ越し/Qlair(小松、鉄戸、阿部)
7 乙女はびっくり箱(初披露、春のオリジナル曲)
8 モテ期のうた/アイドルリング!!!