アイドルネッサンス 1stアルバム「アワー・ソングス」リリース日イベント@ラクーア

本日3月22日、アイドルネッサンスは、初めてのアルバム「アワー・ソングス」をリリースし、リリースイベントをラクーアで行った。

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ラクーアでのイベントは、アイドルネッサンスにとっても初めて。ということで、初めてのアルバム、初めてのラクーア

ステージに登場したメンバーは、円陣を組んで「せーの、どっかーん、わきあいあい!」と気合いを入れる。

アルバムでは、このフレーズは8曲目に「-skit-」として収録されているが、アルバムではそれに続く9曲目に収められている「17才」からライブが始まった。

「17才」はアイドルネッサンスのデビューCDであるが、昨年完売して以来、CD音源化が待望されていたもの。このアルバムへの収録はそうしたニーズに応える意味もある。

自己紹介。石野理子が「アルバム発売の日にこんな素敵な場所でイベントができて最高」と言えば、宮本茉凜が「ラクーアでのイベントにずっと憧れてた」と重ねる。

次の曲は、セカンドシングルの「太陽と心臓」。アイドルネッサンスがデビューしてからの時間を振り返るようなセトリ。CDの音源の方は、「17才」でもこの曲でもその他の曲も最初に録音したときのまま、9月に卒業した橋本佳奈の声も収録されている。これも長年応援してきたファンにはうれしい限り。

続いて、「YOU」、「Funny Bunny」を披露。「夏の決心」は歌わなかったが、CDリリースの順にタイトル曲が披露され、彼女達の成長を感じさせる展開。

となると、次はこのアルバムのリード曲「べステンダンク」。


アイドルネッサンス「ベステンダンク」(MV)

この曲のサウンドは自分の好みにぴったりで、高野寛高橋幸宏をリスペクトして打ち込んだようなドラムのフレーズとか、トッド・ラングレンが軽いノリで弾いたようなコードのバッキングとかすごく凝った感じの音の重ね方していて最高。

言葉の意味を噛みしめるようなアイドルネッサンスの歌い方もいいし、歌詞の意味をダンスで表現するような振付けもいい。「未来を切り拓いていこう」という少女達を決意を見る思い。

MCで本日発売のアルバムについて語ったあと、初披露となる「STILL LOVE HER(失われた風景)」を。これはTMネットワークのカバーだけど、どちらかと言えば、ミドルテンポのゆったりとした楽曲。

じっくり聴かせるボーカルと、フォーメーションダンスが本当に美しい。長い間奏のパートは、歌もないのにたくさんの「意味」を伝えてくる動きに胸を打たれる。こんな風に叙情的なダンスができるユニットを僕はほとんど知らない。

終盤の「ラララ…」のところでは、左右に手を左右に振る振り付けで、「空にまいあがれ」や「日曜日よりの使者」にも通じる「ライブの終わりの曲」的な余韻を残す雰囲気。

開放的な空間でのライブで、子ども連れの家族や学生も足を止めていた。リリイベはこういう開放的なスペースで行うのがやっぱり効果的だと改めて思わされたし、発売日にいい場所でできるなあと思った。

終演後の特典会に出るためにアルバムを一枚購入したら、3/20の広島凱旋に遠征したルネ友から広島のお土産を頂いた。これはうれしい!  石野理子ちゃんのことを思いながら頂こう。

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お見送り会では「STILL LOVE HER(失われた風景)」の感想を一人一人に伝える。

特典券が余ったけど、お見送り会でループする趣味もないから、ランダム生写真と交換。

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引いたら、その石野理子ちゃんだった。彼女が手に持っているレコードは、原田真二村下孝蔵。「タイム・トラベル」と「初恋」の原曲が収録されている作品。

ということで、アイドルネッサンスの初めてのアルバム「アワー・ソングス」の発売日に、初めてのラクーアでのイベントだったけれども、大盛況のうちに終わっていた。

この調子でアイドルネッサンス、「アワー・ソングス」が、どんどん広まっていってほしいと思う。

(セットリスト)

1 17才
MC
2 太陽と心臓
3 YOU
4 Funny Bunny
5 ベステンダンク
MC
6 STILL LOVE HER(失われた風景)(初披露)